平成24年事例Ⅰ全体観の解説 | 「中小企業診断士試験はシンプルにやっつけよう!」~貴方を合格に押し上げる経士会メソッドをお伝えする中小企業診断士handys97~

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東京・大阪・名古屋で受験生を支援してきた経士会(大阪)の講師(平成26年中小企業診断士試験合格者)が、合格のコツや情報をお知らせするブログです。

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あなたを合格に押し上げたい中小企業診断士」の

handys97です。


ついに1カ月前となってしまいましたね。

精神的に煮詰まっている方もあるかもしれません。

そういう時は、友人や先輩診断士さんなんかとお話しするのも良いですよ。

気晴らしにもなるし、気付きを与えてくれるかもしれません。


「診断士さんになって良いことなんてあるの?」と悩み始めているあなた方に、これだけは言えます。


「診断士さんになると、楽しくフレンドリーになるチャンスが爆発的に増えます!」


ということで、今週末「handys97は関西へ、ある友人は関東へ、また、週末ごとに全国を飛び回っている友人もいます。」

みんなフレンドリーな診断士さんです。


ということで、

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さて、番宣はおいといて

この時期になったら、もう一般論を述べても仕方ないので、今回からは過去問解説を通じて事例問題への当たり方などをお話ししていきたいと思います。

 
今回は平成24年事例Ⅰ(ちょっと古いのですが、平成25年〜27年は既に昨年解説してますので、過去のブログを見ていただければと思います)。
 
事例Ⅰは与件の明示性の低い難しい事例が多いのですが、この年の事例Ⅰも明示性が低い上に時系列も複雑で、難しい事例だったように思います。
 
全体的なテーマとしては、
 「高品質の維持を至上命題としている企業が、求められて海外に進出する際の品質維持の方策や、国内での品質維持へのモラールアップ施策を問う事例」
 です。中小企業の海外進出や元請依存体質からの脱却等経営戦略をも問うような事例だったと記憶しております。
 
A社は、Y社に育てられ多くを依存している品質絶対の金属製品製造、金属表面加工処理メーカーです。売上40億円、従業員109名というのですから中堅メーカーですね。もう一つの主要取引先X社からの強い要請(脅されて?)により海外進出を果たしましたが、絶対命題である品質管理体制の維持確保に苦労し、海外工場の企業文化(異常発見の意識や対応能力の育成)の醸成や管理者育成、国内での業績評価導入が課題のようです。
 
与件分の整理として、事例ⅠではSWOT、出来事の時系列、組織図、従業員内訳等が大切だったりするのですが、この年は組織や従業員の正規・非正規は論点になっていないようなので、SWOT、時系列の整理をしていきましょう。
 
SWOT
 強み

①取引先から評価・を得ている徹底した品質保証体制

 ②永年蓄積したデータ→環境変化に強い自動化システム保有し、高精度の加工技術があり、短納期可能なこと
 ③OA機器や家電製品用部品の表面加工処理もできること
 

弱みは、Y社依存度が高いこと

 

機会は、地球規模の事業展開、成長著しい東南アジア市場、経済特区

 

脅威は、常に完璧さを求められることと、取引先企業のグローバル化に伴う海外進出要請


時系列の出来事

 1970年代初~
 Y社主導で事業を発展しつつ、他社と連携強化しながら事業基盤固める。
 

1980年代~1990年代

 OA機器、家電製品も受注
 

2000年代 

自動車メーカー→Y社等自動車部品メーカーから海外進出打診も実現せず。
 

2002

 X社の強い誘いと経済支援により海外進出)
 

2008年~現在 

 リーマンショック後→業況回復し、またX社がらみで海外工場準備中
 
問題としての全体観は、与件文は、2ページちょっと。全体的に明示性の少ない難しい事例といえます。
 

設問は全問20

 第1問40字×2  外部環境の変化 
第2問100字 海外進出が実現しなかった要因分析  
第3問120字 海外での生産品質の確保の難航要因 
第4問100字 抜擢した係長に期待する能力
第5問120字 成果主義賃金制度導入の留意点 
 

と第1、2問は経営戦略、第3問は組織文化・組織構造、第4、5問は人事戦略の問題です。

 

解く順番については、特に順番的な揺さぶりもなかったので、第1問→第2問→第3問→第4問→第5問の順番通りで解いて行って良いと思います。

 
全体的な整理としてはこんなものでしょうか。
事例問題を解くにあたっては全体的な整理も重要ですね。
なにごとにも戦略が必要です。

次回からは設問ごとの解説として、第1問についてお話したいと思います。