「神戸のルミナリエ」
始まりましたね。
毎年訪れる「荘厳なミサ」です。
ずっ~と続いて欲しいものですね。
さて、今回は、事例Ⅳ第3問設問1について、お話しします。
第3問は、遊休化予定の設備を流用した収益改善プロジェクトの選択についての問題です。
①プロジェクトZは、新しい設備投資をせず、主力製品となりつつあるZ鋼板の生産体制の増強を図るプロジェクトです。
②プロジェクトEは、遊休化予定の設備に新しい設備投資を加えて、確実な需要の見込める環境関連製品の生産を目指すプロジェクトです。
設問1は、プロジェクトZの採用について、
ケース1:他事業の損益を考慮しないケース、
ケース2:他事業の損失が10百万円存在するケースのキャッシュフローの増分を計算する問題です。
ときました。
これに対するhandys97の答案は、
設問1
この問題は、受験機関によって解答が割れた、とっても楽しい問題です。
(受験生にとっては、たまったもんではありませんが•••)
TACさんをはじめ多く受験機関は、下記のように解答しました。
私も、当初同様に計算しました。
計算を単純化すると、
利益=現金収入-現金支出-非支出費用
税金=利益×税率
CF=利益-税金+非支出費用
素直にプロジェクトを評価するのであれば、こう計算するのが普通だと思います。
ただ、出題者は「プロジェクトZを採用することによって『増加する』各期のキャッシュフローを計算せよ。」と求めてます。
遊休設備の減価償却は本件プロジェクトを実施しなくても発生しているので、純粋に「テストの問題を解く」観点から言えば、「遊休設備の減価償却による節税効果」は、このプロジェクトを採用することにより増加したキャッシュフローではありません。
それに、他事業の損失があれば、節税効果は発生していない可能性だってあります。
従って、handys97の解答のように計算するのが「テストの解答」としては正しいと思います。
ただ、「じゃあ多数派の解答にまったく点数が入らないか」といえば、従来通りの採点傾向から考えれば、どちらにも点数が入るような気がします。
それに、出題者が緻密にものを考えてなければ、実は多数派の解答を正解として用意をしている可能性だってあります。
(過去問でも、解釈の割れる問題は結構出てます。)
昨年の事例Ⅳで、受験機関の解答が割れた「プロダクトミックスで、ある製品を製造するかどうかの判断」の問題がありました。
題意通りであれば「製造しない」と判断するのが正しいのですが、多くの人が「製造する」と答えていたようです。
そして、そんな受験生でも、けっこう高得点を獲得してました。
(財務指標も設備の除却損も間違えた挙句に「製造する」と答えたのに、75点ゲットできたhandys97のことです。)
保証はできませんが、どちらかで解答出来ていれば、致命傷にはならないような気がします。
まあ、計算問題なのに、受験機関の解答も4通りぐらい出てましたし、何とかして欲しいものですね。
次回は、第3問設問2について、お話しします。
発表まで、あと6日
神戸ルミナリエは、点灯前にスタート場所にいるのが、一番楽しめます。
(でないと、メッチャ並ぶので•••)





