平成25年事例4 全体感の解説 | 「中小企業診断士試験はシンプルにやっつけよう!」~貴方を合格に押し上げる経士会メソッドをお伝えする中小企業診断士handys97~

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handys97です。



今回は、平成25年の事例の全体感についてお話しします。



う~ん。

今回の事例は、handys97の記憶にある限りで最も不思議な問題でしたね。



この年の事例Ⅳ、68点をいただいたので文句を言う筋合いの話ではないんですが、与件文の設定がほとんど使われなかったことと、最後の品質原価計算の知識問題が配点30点で実際にも素点通り採点されていたことが、事例オタクのhandys97にとって非常に残念な思いを残してしまいました。



あんまり残念なんで今回の事例の解説は見送りにする・・・




訳にもいかないので、さっさと全体像の解説に入りたいと思います。



全体のテーマは、

「安定的な業績を上げている企業が、大手取引先からの価格引下げ要請を受け、攻めの経営に転換する中で、遊休資産を活用して需要が見込める新規事業に投資する事例。」です。



D社は創業70年の医薬品製剤製造業で、現在 ジェネリック医薬品、栄養ドリンク等大手医薬品メーカーのOEM生産をやってます。大手医薬品メーカーの信頼が厚く業績は安定的なのですが、最近単価の引き下げ要請が強いので、余った工場スペースを使って植物工場を作ろうとして、いろいろとシミュレーションをしているところです。


SWOT
は下記の通りです。

 強み 内服薬が高い評価

大手医薬品メーカーの厚い信頼

長年培ってきた生産管理上のノウハウ

工場スペース余裕あり

営者の環境変化への対応力

 弱み 大手メーカーへの依存

機会 工場栽培植物への十分な需要あり

脅威 大手メーカーによる品質管理・価格低減要請



設問は、

第1問  別組織で新規事業を行う際の財務諸表への影響 

第2問 

設問1 減価償却の計算方法によるCFの差異

 設問2 タックスシールドの影響

 設問3 資金調達方法によるCFの差異

第3問  品質原価計算の知識問題    

となってます。



今回は、損益計算書がありません。

平成24年の事例Ⅳのエキセントリック化

(平成24年は財務分析にほとんど貸借対照表を使用せず、予想損益計算書の作成や計算問題の超ボリュームの挙句に、200字の長文問題を書かせた。)

を継承しているようです。



別会社の新規投資(おそらく別会社設立し出資であることが濃厚)をした場合に、貸借対照表がどのように動くかを答えさせ、投資のCFの計算を様々なケースを想定して計算させる、非常にテーマを絞った問題です。



また、最後の知識問題も品質原価計算を知っている方であれば鼻歌交じりで出来る問題ですが、大半の受験生は無条件降伏をせざる得ないような問題でした。



イケカコノートには載ってたので、次の年からイケカコノートをやる人が増えたそうです。

薄いけど難しい問題集です。中小企業診断士試験レベルであれば何が書いてあるのか基本的な事が理解できれば十分と思います。



また、200%定率法も難問だったとして話題になってますが、これは通常の100%を償却期間で割る定率法について、200%を割ることになるだけ(償却スピードを速めるだけ)だったので、handys97も知らないなりに粘ったら、結果として、現場対応で正解にたどり着けました。



計算自体はメッチャ簡単です。


handys97は品質原価計算について何にも知らず、最後の問題はポエムを書いてましたので、実質70点満点の試験となりましたが、計算問題はすべて取れたので68点をいただきました。



品質原価計算についての知識をご存じの方であれば満点近くだって狙えたと思います。

ISOに関わっている方には非常に有利な事例でしたね。



こういった問題の対策は、とにかく取れる問題を確実に取る事です。



次回は、第1問についてお話しします。




試験まで、あと27



頑張っていきましょう。



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