平成26年の事例3 第3問設問2の解説 | 「中小企業診断士試験はシンプルにやっつけよう!」~貴方を合格に押し上げる経士会メソッドをお伝えする中小企業診断士handys97~

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東京・大阪・名古屋で受験生を支援してきた経士会(大阪)の講師(平成26年中小企業診断士試験合格者)が、合格のコツや情報をお知らせするブログです。



「ほぼ全科目合格!あなたを合格に押し上げたい中小企業診断士」
のhandys97です。

受験生の皆さん、「SWOT分析」ってやってますか?

初学者の方の中には、「問題で『やれ』とも言われていないことなので、そんな遠回りな事はやりません。
与件文読んだら、即、設問を解くのが当たり前。」と思われてらっしゃる方が多いと思います。

でも、それは「大きな誤り」とhandys97は考えます。

なぜなら、出題者は「解答者がSWOT分析をするのは当然」として出題しているからです。

「内部環境(「強み」「弱み」)、外部環境(「機会」「脅威」)を直接問ってくる問題は定番です。また、「強み」を「機会」ぶつけることを提案させる問題も多く出ます。そして、事例Ⅲは、まさに「弱み」全力で改善する問題ですし、財務分析もSWOTで解けます。

事例Ⅰ~Ⅳまで、全ての事例で出題されますので、handys97は「SWOTは正解への回り道ではなく、高速道路です。」と思っております。

ちなみに、実務でも、常に使う分析ですので、出題者が「中小企業診断士になる人は当然SWOT出来て当たり前」と考えても、何ら不思議はありません。

さて、今回は平成26年の事例Ⅲ第3問設問2についてお話しします。


設問2は、新事業を受託するのに必要な生産計画・調達計画の改善点を指摘させる問題です。

せっかくX社から良いお話をいただいたC社ですが、そのためには社内の運営管理面で直さなければならないところ満載です。

特に、在庫管理なんて、外目から見たら、「こんな甘い会社に任せていいんだろうか?」というレベルなので、しっかり治すべき点や、今後X社仕様に合わせるべき点を指摘します。

書き出しは、「必要な改革は~」で始めて、与件文を丁寧に対応付けします。


そして、生産計画改善と調達計画改善で分けて書かなければいけません。


生産計画面では、
「C社社内の都合で1か月ごとに作成」とか、「熱処理以降は担当社の判断で」とかと改善余地のある記述があるのと、これからのX社との提携で精度向上が求められるので、なのであれば「専任部署」の提案を行います。また、納品リードタイムが1週間になるので、計画を週次に変更する事を提案します。

資材調達計画面では、
材料を2週間で調達できるのに2ヶ月分確保してあるなど過剰在庫となっているとともに、高価な材料なので発注サイクルを短くして、最終的には生産計画にあわせ1週間としたい。

上記より、たどり着いた答案は、

「必要な改革は、生産計画面では、①計画作成を自己都合からX社顧客の計画への同期化、②熱処理以降の工程の計画への組入れ、③短納期要求への対応のため策定サイクルの週次化・精度の向上、④計画専任部門の設置、を行う。資材調達計画面では、①適正な安全在庫を算出し在庫量を適正化、②発注サイクルを月1回から週1回に変更することである。」(160字)

それでは、次回は事例Ⅲ第4問についてお話しします。

試験まであと53日。

頑張っていきましょう。


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