今日の風は何色だろう。
そんなことを考えながら、アレキパからリマまでのバスに揺られていた。
広がる大地を眺めながら、黄昏時はいつも心に神秘を知らせてくれる。
世界中を風は流れ、
その風と風が出会う時、出会った風はまた新しい風になり、新しい色になる。
そして風は僕の心をいつも染めるんだ。
何色なのか。風と僕だけが知っている。
当たり前のように風を感じる。
だけど、
ふと、風の香りに蘇る記憶がある。
ふと、心に届く便りがある。
高層ビルや、現代を代表する科学技術。
人間が作り出してきた多くのモノは、
確かに多くの感動と驚きを与えてくれる。
しかしどうしてだろう。
昔も今も変わらない、
この、ただの風は、
何度触れても、何度感じても、新鮮な感動と安らぎを与えてくれる。
あれから4年。
大好きな風を、
今日もたくさん抱きしめたい。
前転び。


