今日はお友達と辰巳芳子さんのいのちのスープを

題材にしたドキュメンタリー映画”天のしずく”を見てきました。


見たお友達から、とっても良かったよ~と聞いていて、

とっても楽しみだった映画でした♪


”愛することは生きること”

愛があればこそ、おいしいものや、滋養のあるものを作りたいと

いう思いが強くなる。生きるために人は食べる、だからこそ

手間暇を惜しんだりはせず、丁寧に愛をこめて作る。


体に言葉がす~っと入ってきて、そしてその丁寧な所作に

癒されました。


赤ちゃんも母乳から汁ものやスープから始まり、

老いた時、口にすっと入っていくのは、やはりスープ。

ご自身のお父様が寝たきりの嚥下障害になったときに、

スープだけしか口から食べる事ができず、外に出て

季節感を感じる事が出来なかった分、1杯のスープに

季節を感じる事ができる食材をぎゅっと詰めて、滋養の

豊富なスープを作り続けたのだそうです。


私自身子育てや、家事に追われてゆっくりと調理をする事が

あまりできてないなぁと思います。便利な器具を使ったり、

時短調理をするのは、時には必要かもしれないけれど、

ゆっくりと時間をかけて素材を生かす食事作りは、食べる

人にもきちんと愛や想いが伝わるものだなぁと思いました。


子育てもそうだけど、時間をかけてしっかりとつきあって

あげれば、ちゃんと子供は答えてくれますよね。

仕事でも何でもそうだけど、はしょったり、ごまかしたり

したら、それなりの結果しか生まれない。


私も欠陥だらけの人間なので、何でも完璧にはできないの

だけれど、せめて食だけは、ゆるがず、ぶれず、正直に

すすみたいと思った一日でした♪


辰巳さん、本を沢山出されてるので、今度ゆっくり読ませて

頂こうと思います。