秩父にはその昔、幕府の衣冠束帯用に採用された「根古屋絹 」が生産されていました。その技法は品質堅牢さから秩父織物の名を高めたといいます。


この「根古屋絹」の技法を応用し今回、経糸には自社制生糸を 

よこ糸には碓氷製糸場きびそ糸を

使用し北欧紋様織布を試織しました。


織り上がった布は 起立 できます☆

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経糸よこ糸ともにセリシンが付着した状態で織上げましたので、織り上がり後精練(セリシンなどの不純物を取り除く作業)をします!

今回は張りを残すため8分練りです。

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精練後ほんのり残った絹の軋みときびそ糸がグッと盛り上がりその質感はまるで低反発シートのようです

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感触をそのままに主張しすぎるきびそ糸の毛羽を抑え、絹ならではの艶感や繊細さが出るよういざ本番へと続きます(^^)/











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