暖かな日が続き秩父市内の桑の木にも新芽が出てきました。

お世話になっている養蚕農家さんに春繭の作業日程を聞いてみたところ、今年は5/14から掃き立てがはじまるそうです。
掃き立て、掃き下ろしは生まれたばかりの小さな小さな蚕がぎっしり付いているシートから桑の葉を利用し蚕室のカゴへと移す作業です。そこからお蚕さまは約28日間かけて成長し繭を作ります。
1週間毎に成長段階に合わせてお蚕さまを飼う面積を広げていき、お蚕さまが繭になるために蔟へと移す作業【おこあげ】、蔟から繭を取り除く作業【繭かき】、出荷となり6月の末頃工房に繭が届きます。

そんな28日間を、秩父では10軒の養蚕農家が年5回繰り返します。私たちもその都度5回糸作り作業に没頭します♪
柔らかな桑葉を食して育つ春子は5回の中で最も良い繭とされています。どんな糸ができるかな?繭の入荷が待ち遠しい今日この頃です(^^)/

桑葉の写真は撮り忘れてしまいましたが、今日は武甲山山開き!登山客で賑わう山頂から眼下に広がる霞かかった山々と秩父平野。秩父らしくてとても美しく風景でした♪
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