逆立ちと倒立 | 逆立ち超人しゃちほこ

逆立ち超人しゃちほこ

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最近YDCの練習に、Mr.アパッチという、ヘブンアーティスト3人分の技をやってしまう超人的な芸人さんが来ている。


噂には聞いていたが、その怪物ぶりを実際に垣間見た。


何と20分足らずで、ローラーバランス逆立ちを数秒キープ出来るようになったのだΣ(゚д゚;)


1トライ毎に少しずつ成長している。


何というバランス感覚と身体能力(~_~;)



因みに私は、この技が出来ない(゚_゚i)


私の逆立ちは、アパッチさんやSYO君と比べて、足を上げる前の腰の位置がかなり低い。

体が硬いのと、肩を入れずに頭を前に突き出しているからだ。

低い体勢から体を持ち上げるので、ピンポイントのバランスが求められる逆立ちはとても難儀なのだ。


柔軟性の大切さを痛感したと同時に、私がやっている逆立ちと『倒立』は全く別物だと、再認識させられた。


逆立ちは地面に手を着いて、足を上にしていれば何でもいいのだが(当然倒立も含まれる)、倒立は肩を入れて体が一直線なのが基本だ。いわゆる、体操選手がやるやつ。
逆立ち超人しゃちほこ

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何をやるかによってそれぞれのメリット、デメリットがある。

私のしゃちほこ型逆立ちの有利な点は、逆立ち腕立て伏せ、指逆立ち、耐久逆立ち、スケボー。


肩を入れて体が真っ直ぐ(倒立)だと、皿の上のマシュマロ(逆立ち腕立て)を食べるのはとても難しい(笑)。


指逆立ち全般は、倒立だと動きが極端に狭まる。


耐久逆立ち(どれだけ長時間逆立ちが続けられるか)は、肩を入れた倒立の方が楽だと考える人が多いが、修練を積めば、点で支える倒立よりも、僧帽筋、上腕三等筋、後背筋など面で支えるしゃちほこ型の方が長時間耐えれる。


スケボーに乗る場合は、僧帽筋、上腕三等筋、後背筋など面で支え、安定性を意識するしゃちほこ型逆立ちの方が望ましい。

倒立は審美性を意識しているので、お尻をキュッと締めて丹田に力を込めて伸び上がるようになっていて、左右の横揺れに弱いから。



逆に不利な点は、バランス芸、ジャンプ、片手。


バランス芸は前述に挙げた理由。

私がパイプ椅子逆立ちが得意なのは、手をつく位置が割合高いので、然程柔軟性が要らないから。


ジャンプは体が反っているため、強引に腕力でバタバタ跳ぶ感じになり、大縄跳びやステッピンの回数をこなすには不向き。


片手逆立ちは倒立の派生系だから、体が反っていると倒立系の数倍の難易度になると思われる。



審美性の高い倒立が出来たからって、バランス芸や片手が出来る訳ではないが、系統としては倒立をベースにした派生技である。


状況に応じて使い分けるに越したことは無いが、長年しみついた習性を変えるのは非常に難しい。

しかし、少しは倒立系が出来る様にならなければ広がらない・・・。



次はレンガドロップに挑戦だ(^_-)☆