〇 そこねさがしの投資研究

※ 当該ブログに掲載の銘柄は、飽くまで研究銘柄であり、投資を推

奨するものではありません。株式投資は自己責任でお願いいたします。

また、研究内容については、私の個人的な妄想の範疇でありますので、

ご理解をよろしくお願いいたします。

 

・防衛関連銘柄の研究

 

 本日は防衛関連銘柄の研究をしたいと思います。

その理由は、イラクが、オリンピック終了後にミサイルを発射する可能性が

あるかも知れないとと考えているからです。

 

三菱重工業 (7011)

【連続増配】GX投資先行しプラント・インフラ反落。だが柱のガスタービ

 ン、原子力伸長。価格適正化で量産品の利益率改善続く。防衛も受注残潤

 沢。前期のエンジン損失一巡。土地売却益もあり、営業益続伸。

【新中計】ガスタービン、原子力、防衛伸ばし26年度事業利益4500億円超

 へ。水素、アンモニア、CCUSなど成長投資も。核融合炉イーター向け

 の主要機器受注。

 

・川崎重工業 (7012)

【好反発】潜水艦など防衛受注増勢。前期のエンジン損失580億円一巡し

 航空急改善。新工場稼働でオフロード4輪拡大。コストダウン効果通期発

 現で精密・ロボ底打ち。船舶も市況改善享受。最高純益。増配。

【4 輪】メキシコ新工場稼働し生産能力10万台に倍増。手薄だった高価格

 帯投入し一段のシェア拡大狙う。役員報酬制度改定し業績連動強化、株価・

 ESG指標も反映。

 

・日本アビオニクス (6946)東証スタンダード

 【続 伸】民需は電動自動車向け本格化は要時間。スマホ需要も前半なお

 低迷だが、後半回復し黒字復活。防衛関連中心の情報システムは国の予算

 増額を追い風に好調持続。営業益続伸。税平常化。配当維持。

 【新中計】26年度売上300億円、営業益40億円目標。防衛予算増のスタン

 ドオフ、無人アセット、統合防空ミサイルの各用途強化。民需は医療進出

 しスマホ依存下げる。

 

・日清紡ホールディングス (3105)

【改 善】売却で欧州ブレーキ事業剥落の一方、買収した日立国際が通期寄

 与。車載、民生向けのマイクロデバイス回復に遅れ。期末に不動産売却で

 通期営業増益ながら、会社計画は過大感。減損大幅減で最終黒字。

【無線通信】日立国際と日本無線の人材交流推進、公共だけでなく鉄道など

 民間向け事業拡大。防衛予算増加を受け、無線・レーダーなど防衛関連の

 受 注積み増し狙う。

 

・旭精機工業 (6111)名証メイン

 【急回復】精密金属加工の自動車部品戻り鈍い。が、柱のプレス機械は北

 米向け拡大で上向く。下期、国の防衛装備強化で小口径銃弾が膨張して稼

 ぐ。棚卸資産評価損消え償却増を相殺。営業益急回復、黒字化。

 【設 置】事業開拓・IR室設置。技術と経営的視点を統合しつつ新規事

 業開拓を推進。10月シカゴ開催のばね機械展に出展。多軸コイリングマシ

 ン、研削機をPRする。

 

・多摩川ホールディングス (6838)東証スタンダード

 【黒字復帰】電子・通信は国防予算増受け防衛関連が開発・設計軸に本格

 始動。モバイルは通信インフラ共用施設を強化。再エネも小型風力軸に部

 門黒字確保。防衛関連の人件費増吸収し、3期ぶり営業黒字化。

 【防衛需要】防衛予算急拡大受け本社工場近隣地に用地を賃借で確保、25

 年新工場建設予定。開発・設計、生産の人材確保が喫緊課題。再エネは新参

 入の蓄電所開発中。

 

・東京計器 (7721)

 【連続増配】新造船向け主に船舶港湾機器増販も開発費先行。油空圧機器

 も射出成形機向け依然鈍い。が、防衛予算の拡大背景に航空機搭載の電子

 機器、艦艇用航法装置などの納入急増。営業益続伸。増配続く。

 【省力化】軌道材料状況を自動検査する新システムは省力化売りに鉄道各

 社へ拡販。水素・エネ事業強化の一環で開発した小型水素圧縮パッケージ

 は6月から納入開始。

 

・協和コンサルタンツ (9647)

 【好 調】建設コンサルは国交省の東北震災復興案件が一巡だが、地方自

 治体からの受注増。防衛省案件が件数増えて上乗せ。前期赤字だったデー

 タ処理子会社も黒字に復帰。営業益順調増。生保解約益消える。

【防衛省関連】国の防衛予算拡大で案件増加の追い風。基地整備に続き、防

 衛施設のライフライン多重化に向けた調査動き出す。案件足長く、数年は防

 衛省関連の繁忙続く。