〇 そこねさがしの投資研究
※ 当該ブログに掲載の銘柄は、飽くまで研究銘柄であ
り、投資を推奨するものではありません。株式投資は
自己責任でお願いいたします。
また見解については、個人的な偏見と妄想であります。
今回は、3月18日(月)に発売される会社四季報202
4年2集(春号)で、最高益を更新しそうな銘柄の研究を
し、妄想していきたいと思います。
なお、今回の四季報の内容は、まだ四季報が発売されて
おりませんので、2Q決算のものとなりますので、十分
ご留意ください。
・ルネサスエレクトロニクス (6723)
日立、三菱電、NECの半導体が統合。車載マイコン世
界首位級。米英3社を計1・7兆円で買収。セルラーIo
T半導体のフランス企業買収、通信領域の製品群を拡充。
経営難に伴う巨額出資から10年経て、政府系INCJが当
社株のほぼ全株売却を完了。
・クボタ (6326)
農業機械、鋳鉄管とも国内トップ。建機、エンジンも主
力。環境プラントは民需、インド市場開拓。住友建機と建機
OEM供給に関する検討開始。互いの製品ラインナップを補
完。インドで小売り金融の新会社設立。
・日本ペイントホールディングス(4612)
自動車、汎用、工業用など総合塗料メーカー世界4位。海
外は中国中心にアジア、欧米豪も展開。カザフスタン大手買
収(75%)、中央アジアを強化。中国は法人向けより高収益
の消費者向けで地方都市も深掘り。
・TOYO TIRE(5105)
タイヤ国内4位。北米での大口径SUV用に強み。自動車
ゴム製品も。三菱商事が筆頭株主。セルビア国立ノヴィ・サ
ド大学とサステナブル原材料の共同研究開始。自動車部品事
業は25年度の黒字化目指し取り組み加速(23年度は10億円
赤字見込み)。
・ヒューリック(3003)
旧富士銀行の銀行店舗ビル管理から出発。都区内の駅近接
ビル中心に好物件所有、物件多角化へ。成田空港近隣で大型
用地(約13・6万坪)確保。通関や検疫機能など誘致し国際
航空貨物に対応した物流施設を開発。東京都墨田区で大型商
業施設を取得。
・ユニ・チャーム(8113)
生理用品、乳幼児・大人用紙おむつトップ。ペットケア用品
も首位級。中国軸のアジア展開に強み。ペット用品の新工場が
静岡県で23年10月竣工し生産能力向上。パンツ型紙おむつが股
関節に悪影響と評判のベトナムは、片足をテープ型にした新商
品で挽回。
・(株)ナカニシ(7716)
歯科製品で世界首位級。欧州、北米で成長。高速回転技術活用
し工業用製品兼営。海外比率高い。予防や歯根治療のローエンド
に強い中国の歯科医療機器会社を買収。競合メーカーに対抗する
ため生産機能を補完。
・DMG森精機(6141)
NC旋盤・マシニングセンタ(MC)で最大手格。TOBで独
DMGを連結化し、経営一体化。ウクライナ政府からロシア軍需
企業へ製品供給する戦争支援企業の指定受け、当社全面否定。23
年内にCNC横中ぐりフライス盤など製造の倉敷機械買収。
・静岡ガス(9543)
静岡市地盤で工業用に強み。販売量国内4位。清水LNG基地
活用し周辺地域へ卸供給を拡大。電力事業やデジタル化に関与し
た52歳の松本氏が社長就任。業務改革継続へ。自社発電所の増設
が完了し供給力拡大。新電気料金プランを開設し、顧客開拓強化。
・(株)大塚商会(4768)
情報サービス大手でSIから保守まで一貫。中堅・中小に強み。
オフィス通販『たのめーる』も。ファクスの送信元に自動で受け取
り返信する複合機アプリを開発。中小企業のデジタル化を支援。
保守の『たよれーる』に定額制のAI分析サービスを追加。