〇 そこねさがしの投資研究
※ 当該ブログに掲載の銘柄は、飽くまで研究銘柄であ
り、投資を推奨するものではありません。株式投資は
自己責任でお願いいたします。
日経平均についてですが、NYダウが上昇していること
と日経先物が+190円高の400,190円であることから、
4日(月)は朝から4万越えで始まることが想定されて
います。また、SOX指数も+202ポイントですので、
半導体はさらに高値から始まると想定されます。
私は日経平均はバブルじゃないと思っています。理由は
以下のとおりの比較からです。PERについては、バブ
ル時の1/4弱でしかありません。長期的な将来展望として
は、これから株価の調整をしながら、日経平均は5万円、
6万円と上げてくるんじゃないかと期待をしたいところ
です。
日経平均1989年12月と2024年2月の比較
1989年 2024年
・時価総額 606兆円 943兆円
・PER 61.7倍 16.5倍
・PBR 5.6倍 1.4倍
・経常利益額 38兆円 95兆円
・時価総額の
GDP比 1.41倍 1.42倍
・世界時価総額
の日本比 37% 6%
〇投資研究銘柄
昨今のような、アゲアゲ相場では、順張りのチャート
の株の方が利益を出しやすいと思います。しかしながら
長期展望については上げ基調だと想定していますが、短
期投資での高値づかみには注意したいです。外国機関の
大きな利確により、下落に転じる可能性も捨てきれない
からです。
※注意 FRB、緊急融資制度を3月に停止。米連邦準備理
事会(FRB)は24日、金融機関の資金繰り支援策として
導入していた緊急融資制度を3月11日に停止すると発表し
た。←このことが大きな下落要因となる可能性も捨てきれ
ません。
昨今のSQについては、高値をとってくることが多い
ので9日(金)のメジャーSQがどうなるのか注目です。
今週は上げ基調かもしれませんが、来週からは調整に入
ることも想定され、ここ二週間は目が離せない週となり
そうに思っています。
研究対象銘柄がストップ高したものや、ブログに掲載
した次の日朝から特売りになった研究銘柄もあり、投資
歴34年の経験をもっても、銘柄研究は本当に難しいと感
じている今日、この頃であります。
〇ソニーグループ (6758) 13,215円
AV機器大手。海外でブランド力絶大。イメージセン
サー、ゲーム、音楽・映画分野に重点。柱のゲームは自
社制作以外のソフト販売が牽引。ストリーミング増え音
楽も伸びる。が、映画は米ストライキ響く。
業績:小幅減益 SBI割安指標:3(やや割高)
チャート:直近底値付近
〇ジャパンマテリアル (6055) 2,595円
半導体・液晶工場向けの特殊ガス供給装置と特殊ガス
販売・サービス主体。画像処理関連事業も。減益ながら
幅は縮小。25年3月期はTSMC熊本の工事案件続き、
メモリー顧客稼働率も本格回復。TSMC熊本は建屋工
事が今期一服も、24年度に内部の設計施工案件進捗。ラ
ピダス千歳工場運営の受託に虎視眈々。
業績:減益幅縮小 SBI割安指標:1(割高)
チャート:緩やかな上昇
〇西日本鉄道 (9031)2,413円
九州北部地盤の電鉄大手。主力のバスは車両数で神奈
川中央交通と双璧。航空貨物にも注力。国際物流は需要
減と運賃下落で低迷。鉄道・バスが復調進み、バス値上
げも寄与。米テキサス州で現地企業と共同で賃貸アパー
ト開発に着手、海外での不動産事業拡大。24年1月に路
線バスの運賃値上げ、初乗り170円が210円に。
業績:減益幅縮小 SBI割安指標:9(とても割安)
チャート:下落とほぼ平ら
〇さくらケーシーエス (4761) 922円
※スタンダード銘柄 出来高少ない。
ソフト開発、データセンター主体。自治体、三井住友銀
富士通向け多い。兵庫中心から首都圏も。金融システム構
築・運用はSMBCの大規模プロジェクト寄与。産業向け
システム構築はインボイス対応が増加。25年3月期は自治
体システム標準化など公共需要発生見込む。
業績:一転増益 SBI割安指標:8(割安)
チャート:緩やかな上昇