スタディツアー2,3日目は、南三陸町で漁業のボランティアを行いました。
ボランティアをメインとして行ったスタディツアーが終わり、私が感じたのは「ボランティアをしに行った」という感覚がほとんどないということでした。
これがどういうことなのかを考えながら、最後まで読んでいただけたら嬉しいです。
私たちは、南三陸町の寄木港という場所で漁業を行っている漁師さんの作業場で、帆立漁の準備や側溝の泥取りの手伝いを、2日間にわたって行いました。
同じ南三陸町で行った昨年の東北スタツアでは、各地からボランティアの人たちが集まって農業関係のボランティアを行いました。
そのため実際に現地の方と関わる機会はなく、団体みんなで作業を頑張ったという感覚が強かったのを覚えています。
今年は、実際に震災・津波の被害にあった南三陸町の方と一緒に作業をできるとのことだったので、ボランティア中に色々な話を聞けることを、スタツアが始まる前から心待ちにしていました。
ボランティアをする前であるスタツア1日目に行ったワークショップでは、現地の方に何を聞きたいか話し合い、事前に質問内容を考えていたのですが、ボランティア中にその質問をすることができませんでした。
なぜならボランティアでお世話になった方が、他所から来た私たちに対して明るく接してくれて、一緒に楽しく作業ができ、震災についての話をしようとは思えなかったからです。
想像していた少し重い雰囲気のボランティアとは全然違い、少しお茶目な現地の方や、Hand to Handのメンバーと作業をするのが終始楽しかったです!
また、個人的には質問をできた部分もあり、その中で私が一番印象に残っているのは「自分達がボランティアに来て嬉しいですか?」という質問で、現地の方が「嬉しいよ」と即答してくれたことでした。
聞いていた私も嬉しくなって、本当に来て良かったと思った瞬間だったのですが、それ以上に、そう言ってもらえるなら楽しい雰囲気でボランティアができて良かったと感じました。
今回、南三陸町でボランティアをして私が一番に感じることができたのは、南三陸町の人の温かさです。
これはもちろん、私たちが泊まった宿の方にも当てはまることですが、とにかくみんな温かかったです。
ボランティアをした、という感覚がなかったのは、現地の方が私たちに対して温かく接してくれる人の良さからきていると、私は思いました。
今回のスタツアでは、また来年、南三陸町へスタディツアーに行きたい・お世話になった現地の方と再会したいと思えたのが、行って良かったと1番に感じられるところでした。
行く前には自分の頭で想像しきれなかったけど、実際に行ってみて・やってみて知ることがあるというのはいいなと考えられるきっかけになり、これからもHand to Handを通して様々なことに挑戦したいと思いました。
広報 2年 杉本百合
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