8月26日~28日に東北スタディツアーとして、宮城県の南三陸町を訪れてきました。

今回はその時に行った
1日目のワークショップ
2日目の「震災の語り部」
について書きました。


~1日目~
今回東北スタディーツアーに参加した1~4年生19名で「ボランティア時に聞きたいこと」について意見を共有するワークショップを行いました。

会議で事前に「東北スタディーツアーの目的」についてワークショップをしていたこともあり、和やかかつ真剣に進行することができたと思います。

4グループに分かれ、1人1人がグループ内で意見を共有し、その後代表者が全員に向けて発表するという形で行われました。

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具体的に、
・復興→現地の方にとってどこからが復興なのか、本当の復興とはなにか
・変化→地域、心境、支援は4年間でどう変化してきたのか
・将来→欲しているもの、目標、自分たちには何ができるか
など核となるキーワードが数々挙がり、共有することができました。

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~2日目~
宿泊先の"漁家民宿やすらぎ"を営む三浦さんのご厚意で「震災の語り部」をしていただきました。

三浦さんは実際に東日本大震災を体験し、震災当時は"やすらぎ"に集落の方を受け入れていました。その後も厳しい環境の中で心あるおもてなしを続けてきた方であり、今回の語り部は東北スタディーツアーのなかで最も濃い時間となったのではないでしょうか。

震災当時の状況、これからの南三陸、自分たちにできる対策、そして三浦さんの願いを写真を交えながら私たちに語ってくださいました。
その中で何度も何度もおっしゃっていたのが、【命の大切さ】についてです。被害を受け、気持ちが折れそうになったときに多くの人道支援を受け、人の【心の豊かさ】を感じたそうです。

三浦さんの語り部を聴いて、メンバーは1人1人考えさせられたことがあると思います。  

三浦さんに今欲しいものは?と質問したところ『お金でもモノでもなく、心の支援』だとおっしゃっていました。
その話を聴いて、今必要なのは、私も心の支援だと思いました。
自分たちが被災地に訪れて、地域の方々と交流をし笑顔を生むことができれば、それが一番の支援なのではないかと思います。


今回の東北スタディーツアーで南三陸町を訪れ、寄木漁港のボランティアを中心に現地の方と交流をし、その中で多くの笑顔を見ることができました。
その笑顔の理由が私達Hand to Handによるものであれば、自分たちは《現地の方が求める支援》ができたのではないかと思います。


《現地の方が求める支援》
そのことを常に考えながらこれから活動をしていきたいと思います。

総務 3年 松林信人


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