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手話 【OFFICE 花井盛彦 】

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今日の【NA】初級クラスは、電車のCLや語彙です。

 

ただ、電車が走っていくCLではなく、普段の会話の様に、端的に例題を作ります。

 

各駅停車の電車は、時間がかかってイライラする

→電車の単語の右手のみを小刻みに停車(各駅停車)、時間、イライラ

 

海辺を湾曲して走る電車、景色が気持ち良い

→自分の胸の位置から滑らかに電車が湾曲します、湾曲しているところに穏やかな波しぶき、気持ち良い

 

波が電車の上だったり、景色を見る目線が反対だったり、自分の前の空間を上手く使えずに、繰り返し練習していきました。

ただ、手を動かすのではなく情景をイメージすることが大切ですよね。

 

参考書に載っている単語だけに頼っていては、文章として伝えられたとしても、情景や心情に欠けますし細かな事まで伝えられません。電車が小刻みに動けば「各駅」、スーッと滑らかに速く過ぎるのは急行や快特、ビュンッと過ぎていけば新幹線。参考書には載っていませんし、決まりとして誰もが使っている表現ではなくても、わかりやすく、手話学習者でなくても、日本語がわからなくても伝わる確率は高いです。

 

 

日本語を未習得の海外(アジア)のろう者と、英語の筆談でやり取りをしている手話未経験の知人が、以前「手話を習おうと思うが、何手話を習った方が良い?アメリカ手話?国際手話?」と聞いたところ、そのアジア圏のろう者は「本物の日本手話を習った方が良い、日本語はわからないけど、日本手話ならわかるところがある」と言ったそうです。

 

ここで言う本物の日本手話とは、CL×ロールシフト×NMMを正しく用いる事だと思います。

 

ただ表現するだけでは通じませんし、身振り手振りとも違います。

 

スキル、技術、語順も重要です。

そして、美しく綺麗な表現をすると誤解なく伝わります。

 

ただ、それは凄く難しいですよね。正しく使うろう者や手話講師がなかなかいないのは事実です。

 

ちなみに、そのアジア圏のろう者は、花井講師の動画を見て、「この先生が良いよ」とオススメしてくれたそうです。

 

見たままを伝える事ができる本物の日本手話。

難しいですが、絶対に皆さんのコミュニケーション能力の向上に役立ちますね。

 

今日もお疲れ様でした。