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今日の【コミュニケーション】基礎クラスは、フルーツをテーマに「コミュニケーションについて」を考えていきました。

 

レモン

両手で形を表します。

「酸っぱいよね」「黄色だよね」と、確認していきます。

1人の生徒さんは、形が長細くて、それを回しながら齧りました。

「違う、とうもろこしじゃないよ」を省略して「こうだよ(レモン)」と、形を修正しましたが、「こう?(とうもろこし)」と修正できていません。

 

「違う、◯◯じゃない」この一言があると無いのとでは大違いです。

 

バナナも握った根元から剥いたら不自然です。本当にバナナを持っている様な位置関係を意識します。

 

キウイは「ちょっと酸っぱい」と表現しました。

これは、「ちょっと」の単語を使わなくても、酸っぱいの単語にリズムや動かし方等の強弱をつけることによって、度合いを表現できます。

 

説明する時も「色は…」とわざわざ言わなくても、表面(皮)は茶色で、切ると中は緑。と、したほうが「自然に会話をしている」感じがします。

この時、「皮は(指さし)」も忘れないようにしましょう。

 

生徒さん複数人で話していく場面も多くあります。

「ねぇ、ねぇ」と注目を集めてから話すのは、意外とできていませんし、注目を集めた方がいいときと、集めなくても進んでOKなときがあります。

 

「ねぇねぇ」

「(みんなが注目し、なに?の表情)」

「〇〇だよね?」

「そうそう、でも△△もあるよね」

「うんうん(1人だけ?の表情)」

「(?の表情の人が)ねぇ!(みんなが注目する)、△△ってなに?」

 

全ての発言に対して、手を挙げてから話し始める訳ではありません。

そして、複数人の会話では「拾った方が有益なもの」「??と思ったけど、スルーして問題ないもの」これが沢山あり、判断するのは難しいかもしれません。

 

 

NA花井盛彦手話教室のコミュニケーションクラスは、相手とのコミュニケーションの基本を学びます。

理屈や論理よりも、身を以て体感できる。頭よりも身体が覚えていく。

感覚的な学びが多いため、レッスン後に「こんな内容を覚えた」と、達成感は少ないかもしれませんが、覚えただけでは使えなくては意味がありません。

 

理由はいろいろありますが、日本語に拘ると、大きなマイナスになるからという理由は大きいです。

 

日本語で聞く、日本語は捨てて手話で聞く、それはまったく違います。

もし日本語主体で聞いていくと、どうしてもそのものではなく、言葉に拘ってしまいます。

それでは、ろう者と通じず、ズレも起こりやすいです。

聴者は、手話講習会やサークル歴が長くても、なかなか上達できずに悩んでいる人が多いと感じます。

講習会やサークルは、黒板に書かれた日本語やテキストを見ながら手話で会話をしたり、声を出しながら手話をしますよね。

そうすると、「こんな事を習得した」と満足感はあっても、実際にはなかなか使えません。

 

NA花井盛彦手話教室の生徒さん達は、レベルが高いとよく言われます。

花井講師は、いろんな生徒さんと向き合ってきたので、各々に合ったレッスン方法を日々考えています。

花井講師の勉強法は、他とまったく違くて驚く人が多いです。

 

しっかり学んで話したり、積み重ねていくと、いつかいろんなことが必ずわかってくると花井講師は言います。

 

上達のスピードは人それぞれですが、続ければ必ず、深みもいろんな意味もわかってきます。

 

レッスン中には「相手を指名するときは、掌じゃなくて指をさす!」等、細かく指導が入ります。

ろう者の世界では、逆に掌を使う事が違和感を感じて失礼にあたります。

ただし、指さしの方法は、表情、動かし方、強弱の使い方によって意味も変わる事を知る必要があります。

目上の人に対して、友達に対してで使い方は区別しましょう。

それもしっかり勉強することができます。

 

花井先生は「手話を知らない人には指はささない」そうです。

聴者の世界、文化。ろう者の世界、文化。

日本手話の世界に来たからには、日本手話の文化やルールに則りたいですね。

 

今日もお疲れ様でした。