手話教室 花井 日本手話 | 手話 【OFFICE 花井盛彦 】

手話 【OFFICE 花井盛彦 】

手話情報 イベント告知


HANAIプロダクション、人気プロ手話講師 花井盛彦氏(ネイティブサイナー)のOFFICEブログスタッフからの発信です
HANAIプロダクション、NA花井盛彦手話教室で活躍中
プライベートレッスン、学校、サークル、企業、派遣等随時受付中!

今日の【NA】初級クラスは、日本語と日本手話のズレです。

 

「焼く」を使った慣用句は多いですが、手を焼く、身を焼く、目に焼き付ける。

そのまま手話単語を当てはめても、伝わらない事が多いかもしれません。

  • 口を酸っぱくして言う
  • 心残り
  • 心が洗われる
  • 洗脳

言い換えると?を考えていきました。

 

謝る時に「悪い(鼻の頭を人差し指で折る様に動かす)」と言う人もいますが、これも手話単語では代用できません。

 

 

「怖い」も聴者は「心配」とか、色んな意味を含みます。

 

意味をよく考えて言い換えが必要ですね。

 

言い換えの方法に「これだけが正解」という文章は無いですし、難しいですよね。

 

「目に焼き付ける」は「しっかりと見ておく」という意味ですが、「ちゃんと見る」「しっかり見る」だけでは足りませんし、違和感があります。

花井先生は、見たものをそのまま頭(目)付近にしっかりと入れ込み、鍵をかける仕草をしました。

なるほどですね。

 

今はネット等で、目で見える情報も増えているので、「聞いたことある言葉、慣用句」は、たくさんあります。

日本語と違う日本手話では?を考えて、細かなニュアンスを伝えられる様になりたいですね。

 

今日もお疲れ様でした。