手話 イメージが大切 | 手話 【OFFICE 花井盛彦 】

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手話において、イメージがとても大切です。

花井講師も、いつも「イメージの工夫が大切だ
」と、話しています

でも、手話でいうイメージってなんだろう?
と、そこからつまずいてしまう方も多いと思います

イメージ「image」(名)スル
・心の中に思い浮かべる姿や情景、心象、形象
・目の前にない対象を直感的、具体的に思い描いた象

と、あります。


手話の場合も、
目の前に無いものを、空間に表現し相手に伝えること、それがイメージです。


自分の知らない手話だったり、
手話にない表現だったり、
また相手がその手話を知らなかった場合など、

それをどう伝えるかは、「イメージ」の工夫が重要ということです。


例えば、簡単にいうと

スライムの事を言いたいのに、表現がわからない場合、

「ス・ラ・イ・ム」と指文字で表現しては、ダメです

なぜか?

ス・ラ・イ・ムと文字を連ねたところで、
相手には、それが何なのかというイメージは伝わりません。




例えば、ドラクエのファンで、スライムと言えば、
これ!!



って人かもしれないし、

ネバネバした液体と個体の間のような、遊び道具のスライム
を想像するかもしれないですよね






つまり、文字を連ねただけでは、自分の持つイメージは、相手に伝わりません



ドラクエのスライムが、いいたいことなら、

連想ゲームのように、

まず、形やサイズを表す、


ゲーム、ドラゴン、戦う、青、メタル、などの特徴を表現しましょう




相手がろう者なら、話の流れから、
形を表現した段階ですぐ理解するでしょう

それでも、相手がスライムを知らなかった時は、
それはこんな形のゲームキャラクターであると具体的に説明すれば、いいのです。

もうひとつのスライムの場合は、

ネバネバで、どろどろとして、びよーんとのびる様子を表し、玩具であり、






緑色(基本)ほかの色もいろいろ・・・
遊ぶ様子をイメージ表現すれば、

相手に伝わります❀.(*´▽`*)❀.

つまり、指文字ス・ラ・イ・ムと理解しても、


スライムが、何なのかわからなければ、

それは単なる文字の集合でしかないのです。



情景描写もそうです、イメージが大事なんです

海が青くて綺麗

これだけでは、
相手にそのイメージは伝わりません。

自分がその情景を見た時の表情、
海の青さや、波の静けさや激しさなど。

どんな情景なのか
相手に自分のイメージを伝えること。

そして、相手にそれをイメージ、想像させること、

それが手話において、大切なんです。

相手に伝わらなかったら、すぐに指文字!ではなく、


イメージの工夫や、
想像力が大切です!

単語や指文字に頼らず、イメージを伝えること、イメージをどう工夫し表現したら
相手に伝わるか、
それが手話において大事です❀.(*´▽`*)❀.

イメージを手に乗せるという、表現力を磨くことが、大切です!



みなさん
文字に頼らず、イメージ!!ですね❀.(*´▽`*)❀.


花井講師の素晴らしいイメージ表現はここから見られます