手話 【OFFICE 花井盛彦 】

手話 【OFFICE 花井盛彦 】

手話情報 イベント告知


HANAIプロダクション、人気プロ手話講師 花井盛彦氏(ネイティブサイナー)のOFFICEブログスタッフからの発信です
HANAIプロダクション、NA花井盛彦手話教室で活躍中
プライベートレッスン、学校、サークル、企業、派遣等随時受付中!

今日の【NA】入門クラスは、29種類の動物のイラストを見て、CL、想像力、手話単語を学んでいきました。

 

タヌキとリス

尻尾の形をCLで表現しました。

イラストを見ていなければ、体格差のあるタヌキの方が尻尾はボリュームがあって太い印象ですが、見ているイラストは、リスの方が尻尾が太く立派です。

CLは「見たまま」が大切。

そのものに忠実に見る癖をつけていきました。

 

動物の頭の上についている物…というと、耳か角だと思い込んでしまいます。

固定観念を捨てて、花井講師のCLだけに注視すると、それとソックリなイラストを見つけることができます。

耳や角ではなく、猿の毛並み(寝癖の様にピンとハネている)でした。

 

 

後半は、想像力です。

  • 大きい→
  • 小さくピョンピョンピョンと跳ねて移動→カエル
  • しがみついている→コアラ
  • ビュンっと速い→チーター
  • 強い→ゴリラ
  • 蟹にやられる→(さるかに合戦)

このイラストの中では、ネズミも速く走るイメージですが、走っている位置が下ではないので「ネズミではない」と言えます。

目の前の空間を利用して、沢山のことが伝えられますね。

 

手話単語ばかりを覚えても、お互いが一方通行で単語の出し合いをしているだけの会話では、意味がありません。

相手をしっかりと見て、反応して、工夫していく。

 

そのためのコツがしっかりと詰まったレッスンでした。

 

今日もお疲れ様でした。