前回の続きで、ジュリアン・シャムルワさんの言っていた
「ベジタリアン」をキーワードにして書きます。

家畜が不当に扱われていることに拒絶反応を示すのは
共感できるから。

私は鶏肉くらいなら少し食べるし、魚介類も食べる。
日本ではそれまでなくすと、食品の買い物も大変になるし
完全にベジタリアンになると、友達と食事するのも
きわめて大変になる。

でも地球との調和を人類が目指すなら、やはり人間は
食べる肉の量が減っていくと思う。その理由について
書いてみる。

ところで、最近私の読んでいるいくつかのブログで
「アーシング」について書かれていたので試してみた。

うちから自転車で2~3分も走れば清流が流れているし、
川原の芝生が気持ちいいから裸足になって、ついでに
水の中に足を突っ込んでしまった。周囲100m四方には
多分誰もいない。

 

雪解けの冷たい水には1分も足をつけていられないから、

顔を出している岩を濡らしてその上に足を乗せた

(アーシングについてはたくさんの分からない点がある。

欲しかった本も売切れてるし。もっと簡単な方法なども

考えてみる。電気に関しては考えちゃうのよね。

それはそのうち)。

するとどうだろう、私から10mほど離れたところから
カモシカが川の中に入ってきた。ゆっくりと川の水を
楽しみながら、全く私に気づかず、数分かけて川の
反対側に渡っていった。

カモシカと川の水を通して同じ電位になり、どちらも
警戒せず、調和の取れた世界。とっても平和な感じがした。
地球上がそんな動物たちであふれたらとっても楽しそうだ。

ところで、それと反対に肉になる鶏たちはどうだろう?
経済合理性の名のもとにできるだけ小さいところに
押し込められ、運動も出来ず、外にも出れず、

あまりに狭くてストレスがたまってお互いにくちばし

で傷つけあうことになるからくちばしも切られてしまう

鶏たち。

できるだけ速く成長させられ、できるだけ安い餌を与えられる。
どうやっても劣悪な環境で育つことになる。

「経済合理性」

食べる人間の側も、TVコマーシャルなどの宣伝で、
食べたくなる圧力をかけられ、余計なカロリーを取る
ことになる。

自然豊かな世界に住んで、TVを見ない生活をしている私は
たまに首都圏に行った時にそのすさまじい圧力を感じる(笑)。

結局、「経済合理性」の名のもとにみんなが不幸に不健康に
なっている気がする。

そしてこの「経済合理性」は、面白いことに実は人間の
男女関係にも波及する。

ずいぶん前に見たのだけれど、「コミュニストはSexがお上手」

というドキュメンタリー映画(プレビューはこちら)がある。

 

これは戦後のドイツが東西に分かれ、東西の壁がなくなる

までの間、ドイツの東西で男女の関係が全くにして変わって

しまった現実をとらえている。

自由な資本主義経済の西ドイツの方が性に関してオープン
だと思われがちだ。でも、東ドイツでは7割以上の女性が働き、
収入もあり、保育所も充実し、子供が生まれれば結婚して
いようがいまいが住むところを与えられるという体制が
整っていたために、性に対してもオープンだった。

日本のシングル親の人たちも、こういうところはうらやましい
と思うんじゃなかろうか。豊かさって何なのか?

逆に西ドイツの方が、経済に縛られ、教会にコントロールされ、
どれだけ性が抑圧されていかがよくわかる。

これは、西側資本主義世界にいる日本人も、自分たちは自由だ
と思い込んでいながら、「経済合理性」に縛られている現実に
気づいていないことに気づかせてくれる。

「婚活」「結婚相談所」なんて言葉も、多分東ドイツにはなかった
だろう。資本主義的なプロフィールを集めてマッチングするなん
てまさに経済合理性の生み出すもの。だから離婚にもお金が
かかることになるのよね。

つまり「経済合理性」は、人間らしく生きることを抑止する。
東ドイツは確かに西ドイツに比べ経済的にかなり劣っていた。
しかし、本当の意味での豊かさという面ではどうだったのだろう。


共産圏でも、国によって大きく異なるし、歴史によって男女

関係も異なるから共産主義がいいと言っているわけではない。

もっと人間が人間らしく生きるようになると、「経済合理性」

を超えて、TVコマーシャルなどの宣伝に影響されて

食べるのではなく、本当にからだが欲するものを食べる

ようになるとおもう。そうなると多分だけど、摂取する肉の
量はとても減る。宇宙と調和していくように思う。

一方でこの地球には経済合理性とは無関係に生きている
グループもある。それはミクロの世界。目に見えない菌とか
ウイルスの世界。

先日、リコネクションの先生から白鳥監督の「蘇生」という
ドキュメンタリー映画について教えてもらった。EM菌の
映画ともいうべきものだが、DVDにもなっていない。
今月末までこちらのサイトで有料で観れる。

今まで「EM菌で放射能が消える」という話を聞いて、
私はまさか宗教じゃあるまいし、と思っていたが、
「原子転換」という話が出ていた。本当だとすれば
ノーベル賞ものどころじゃない。実験してみたいわー。

今までは核反応か、世界最大級の加速器の中で

行われてきた話。

経済合理性に縛られた人間が「原子転換」技術を自由に
使えるようになったら、卑金属を金(Gold)に変える方向に
使うかもしれない。錬金術だ。

でも、経済合理性とは関係のないEM菌はもしかすると
放射性物質を転換させてきたのかもしれない。それは
まさに目に見えない宇宙との調和の世界を作っている
ように思う。錬金術よりずっと価値のあること。

さて、経済合理性が人間を人間らしくするのを邪魔
してきた一因だとすると、見えない世界のコロナウイルス
はそういった縛られた社会を解放するためにやってきた
ものかもしれない。

そうだとすれば、一時的に世界経済が崩壊していく
方向に見えるかもしれないけれど、その後にはもっと自由
な人間が人間らしく、目に見えない菌や細胞たちも含めて
調和していく世界に違いないと思う。


想像してみると、それって素晴らしいよね!

で、この目に見えない世界が、シンクロニシティを起こして
いる一つの要因のような気がした。もう少し研究してみる。