昨日ね





たぬき見たのパック


はいはい いいのよ別に
信じてくれなくてもね、




でも見たものは見たの
だって見てないたぬき

見たと言って何になるの?



ん?あ!たぬき!パック



ブロック塀の上をそろそろっと
壁の向こう側に降りていったの



ニャンニャンじゃないよ
あれは間違いなくたぬき、うんたぬき。



あーたぬき見た 見ちゃったよねたぬき
別にたぬきズキって訳じゃないけれど

なんだか嬉しいのね
レアなもの見た感じ



誰かに言いたくて
近くの行きつけの飲み屋さんに入ってみたの



顔馴染みの常連でギッチリでね

おでんのいい香りについついが
お店に寄った本音だけれどね




ママ入れる?
あーハムちゃん奥にどうぞ〜


やっぱり寒いとおでんの匂いに
誘われちゃうよねーと言われながら
カウンターの後ろを進むの


ですねーなんて言っておきながら


焼酎ロックに奈良漬け
何か炊いたお魚食べたいな


はーいとママ


おでんじゃないのかいっ?
大根美味しいのになあって
隣に座る米屋のおやじさん



おでんは香りに誘われただけなんです
食べられない訳じゃないけど
どーも苦手なんですよね



珍しいねえ〜おでんダメなんて
大根が一番美味しいのになって

それ二度目パック




おやじさん 誘われたからって
誰とでも寝るわけじゃ無いでしょう?



え?はははっ〜
そうだな俺は誘われても寝ないなっ



ってココにもタヌキ。



ああ早く
たぬき狸たぬき見たよって言いたいパック


けれど おでん話しに花が咲く



たぬきのはなし
引っ張っちゃだめ?

引っ張ってるのは
タヌキのおやじさんだからねパック


続く