30日にカートを走らせてきた。
GWを無休で働き続けた私には、5月初の全休となる。
動画にすると随分呑気に走っているように見えるが、これでも本人は歯を食いしばって横Gに耐えているつもり。
走りに行く度、タイムが落ちて行くのはエンジンタイヤ車体の老朽化以上に、自身の老朽化が大きな要因である事を認めない訳にはいかないだろう。
抗うか受け容れるか。
まだまだ枯れる事をよしとするほど達観はできていないようだ。
4スティント目で激しくクラッシュした。
1コーナーに大外からアプローチしようと寄せたところ寄せすぎてスポンジバリアに引っ掛けた。
激しい衝撃とともに視界が空の水色1色となり、一瞬の無重力と静寂を感じた後、腰背中から路面に叩き付けられた。
唖然と路面に横たわったまま座席から放出された事を理解し、反射的に立ち上がったが背中全体にもう痛みが来ている。
唖然と路面に横たわったまま座席から放出された事を理解し、反射的に立ち上がったが背中全体にもう痛みが来ている。
これは夜あたりからヤバイなと思った通り、やはり夜になると身体を横たえても激痛、寝返りを打とうと力を入れても激痛、起き上がろうと意図しても激痛。全く身動きが出来ない状態となり、じわじわと迫り来る尿意に恐怖しながら途方に暮れた。
数度の激痛を受容する事を覚悟し、15分をかけて何とか身体を起こしトイレまでの5メートルを3分かけて、何とか排尿を済ませた。
また横臥したら二度と立ち上がれないかもしれないと、とりあえず杖になる物をと棒状の筋トレ機器、腰より下へは届かない手の延長としてのバーベキュートング、数枚のビニール袋を亀の歩みで集めてまわり、事務椅子の背もたれを倒し、夜中の三時頃まで仮眠した。
流石に疲れ果て、横臥に再チャレンジすると良いポジションにはまり、やっと安眠する事ができた。
ちなみに枕元に置いた数枚のビニール袋は、二度と再び立ち上がれ無くなった時の尿瓶のつもりだった。
翌朝目を覚まし、恐る恐る身体を起こすと鈍痛はあるが、覚悟した激痛がこない!バランスのかけ方によっては時折ギクッと来るが、意地で家事を済ませ、何事も無かった風を装い今に至ります。