RS125 レーシングカート流用金属製バランサーギア | ハンサムブログ
日本国内に生息するごく少数の同好の士は、何も言わずともこの画像に涙してくれるものと信じている。自分的には世紀の大発見だ。

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ROTAX122及び123エンジンの癌ともいえるあの脆弱なプラスチックギアを、レーシングカート用のROTAX MAXエンジンの部品に置き換える事が出来るのではないかと気付き、一か八か取り寄せて、流用可能である事を証明した形だ。
私などはもう随喜の涙である。
こんな良い部品があるのなら、アプリリア社もとっととRS125のパーツリストに載せれば良いのにと思うのだが。

下が純正部品のプラスチックギア。
強度もないくせに大胆な肉抜きがされていて、しかも肉抜き穴に応力集中しやすい角があるという信じられない部品だ。
これが欠けたり削れたりして破片を撒き散らし、エンジン内部の致命部に深刻なダメージを与える。

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これがたった1万キロ足らずのプラスチックギアの惨状だ。
おそらくこの破片がクランクシールに傷を入れてクランクケース内にミッションオイルが浸入、ミッションオイルを焼き尽くし空になり、やがてミッションブローに至ったと思われる。

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これでまた一歩、まともなバイクに近づく。
新エンジンに載せるにはまだ、ガスケットが足りない。

しかしこれが国産車ならば、至極当たり前の事ではある。