外題∶泪橋 劇団∶玄海竜二一座(下座長谷川劇団)
江戸末期、浅草のはずれにある涙橋。そこに父子連れが。お国、おっ母ちゃんのところに行きたいか。おっ母ちゃん死んでるんでしょ。死ぬの。お父っちゃん怖い。そう言われた父親は、なにか美味しいものを買ってくるといい、子供を残してその場を離れた。その場で眠ってしまったお国。起こされると夫婦連れが。なにか美味しいもの食わしてやる。奥にはおぶられその場から連れ去られた。帰ってきた父親。周りにはお国がいない。お国ーと叫びながら探すが・・・。
九州の古い人情芝居。父親を玄海竜二、世直し小僧事娘お国を三河家諒。身の上話の時の芸の細かさは見事やった。2人のやりとりは至宝である。玄海竜二、三河家諒とも非常にエモーショナル(感情に訴えかける)えんぎやった。。警邏を殺そうとするが父親から妹と教わり、最後腹違いの妹に捕まる。
段違いの出来の良さ。戻り橋という外題のほうが有名。これ以上の出来の芝居を見たことはない。
ほんじゃ