第一部お芝居は、白磯銀次。
遠州は浜松の目明かし新造は妹おとせと二人暮らし。子供の頃から鳥目の病。7つ下がれば盲になってしまう。そんな体なので家に借金があった。ところが白磯銀次を捕まえれば百両貰えると合って張り切るが取り逃がしてしまう・・・。
ここ3年以内で見てるはずやがどこか忘れた。間違いなくブログに書いてない。それぐらいな平日用の芝居。でも今日は泣かされた。最近は、こってり泣ける芝居よりこういった芝居のほうが泣ける。
七化けと言われてる白磯銀次。まぁ普通は男の座長が女形でやる。今日は女性座長。見事な变化やった。男性の場合大仰に成りがちやが自然と女から男に変わった。弁天小僧もそうやけどこの役は女性が演じたほうが自然やろな。拐かされ盗人になり、兄貴に捕まりに来た弟を、兄は泣く泣く捕まえる。やはりここで泣ける。 妹役の一知花も上手かった。座長経験者二人おるから締まるわな。今日はどこの劇団も入れるところだけのくすぐりなんでセーフ。
途中から入った座員の女の子(名前失念。連名表に書いてない。)が、コンテンポラリーダンス。非常に珍しい。そういえば座長もコンテンポラリーダンスやったわ。
今日まで大入り途絶えてない。大入り49枚。しかも大入り足さず。2・3枚足らんだけでも足さんみたいや。イベント、ゲストで500円でも上げてたら70枚超えてたとママ言うてた。凄いことや。でもイベントで値段上げへんから好感度爆上がりな面もあるとは思うが。
公演内容別にして、15年以上前の関西回ってる劇団のやり方や。ゲスト少ない、祭りは座長だけ。完全に座長押し。あと劇団グッツ配ったり。今関西回ってる劇団は青色吐息やからようせんで。しかも複数スター制(座長が複数)とってるところも多い。潔ええわ。若丸やら良太郎みたいや。
ほんじゃ