第一部お芝居は、忠治雪の旅路。
友蔵は忠治親分に盃を水にしてもらい、おさきと夫婦になり、居酒屋を営んでいる。1年後、義姉の目明かし三浦屋から忠治がこの村に逃げ込んできたことを知らされる・・・・。
いわゆる雪の信濃路。忠治ものの中ではよくやられる。去年もこの劇団で見てる。でも細かいところは忘れてる。やはり芝居の感想くらいは書かないとあかんなぁ。
この間書いたデータベースの中にも入ってる芝居で。いいお芝居。でも泣けるまでにはいかんが、今日は泣けた。三浦屋が通行手形を置いたところでうるっときて、その後忠治が友蔵に礼を言う。ぱっと二人の関係性が頭に浮かんだ。凄く物腰の柔らかい忠治。いい関係だからこそ匿った。それが見えたんや。ところが自分の敵には容赦ない。そんな二面性。ラスト、旅立つときには、劇伴が新井英一の日照り。ドンピシャやった。
ほんじゃ