大衆演劇梅南座・森川竜馬劇団4/25芝居感想 | BOOのなみはや国風土記

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 第一部お芝居は、人斬り林蔵。


 10年島流しにされ、戻ってきたら子分は一人しか残っておらず、しかも労咳。娘は次郎長親分に預けてあると言われ、会いに行くが・・・。


 赤尾の林蔵とかでもやられている芝居。元ネタの劇団。森川劇団で見てるが、今回は梅沢秀峰主演のためか、あっさり目。きちっと何であとから出た林蔵が先に帰ったか描かれている。次郎長の家で長居をせずに帰るのは、娘に逢いたいからではなく、先の短い子分の死に水を取るため。娘のための手土産の着物はなく、お蝶が縫った着物。自給自足で暮らさなければならない島流し。確かに手土産買う金もないか。ラスト、騙しで虫の息の林蔵に娘が「お父っつぁん死なないで」「俺だって死にたきゃないよ」の魂の叫び。この台詞に林蔵の人間臭さが出ている。森川劇団から夢川美空を借りての芝居。系列劇団が近くにあるとこういったことができる。芝居終わったら自転車で帰っていった。夜の部、また芝居だけ出に帰ってくる。


ほんじゃ