大衆演劇梅南座・劇団松丸家外題紹介 | BOOのなみはや国風土記

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日々の出来事(主に大衆演劇、スポーツ観戦、買い物、音楽など書いてきます。コメント、ペタをいただけたら嬉しいです。

 11日(月)・人生廻り舞台


 次郎長のもとに一人の老爺が訪ねてきた。博打の相手をしてほしいという。何か事情があると踏んだ次郎長は老爺に尋ねる・・・。幼い頃に生き別れた父子。果たして父子とわかるのか。



 12日(火)・三人芝居 


 屋台のうどん屋で無銭飲食をした男。番屋につきだしてほしいという。果たして男は家族の情愛に気づけるのか。



 13日(水)・生命の架け橋


 伝馬町から牢破り。とある役人宅に逃れた男は自分は無実の罪だ。死罪は構わないが一目母親に会いたいという。3日を区切り母親似合いに行くのを許すが・・・。大衆演劇版走れメロス。



 14日(木)・矢作の鎌腹


 ある日子供の頃に養子に出された弟が戻ってくる。今の名は神崎与五郎則休。その与五郎が土地の代官の娘に見初められ・・・。深い兄弟愛を描く殿中松の廊下の事件の日に贈る赤穂浪士外伝。



 15日(金)・雪の渡り鳥


 帆立一家との出入りに勝った大鍋一家の銀平は一家のお嬢さんと祝言を夢見ていたが、弟分と恋仲。諦めて旅に出て数年ぶりに帰ってくると街の様子は一変してた・・・。さて、この芝居は咲田せいじろうのワンマンショー。


 16日(土)・雪の信濃路


 忠治は雪の寒い日、とある居酒屋による。そこはかっての子分の店だった・・・。義理と人情の男伊達。忠治外伝。



 17日(日)・春木の女


 泉州春木。出来のいい姉と頭の弱い妹。姉は妹をかわいがってるが、母親は姉に辛く当たり妹には優しい。京都の若旦那を巻き込んでの騒動。

 

 何れも名作揃い。おすすめはふりを効かせての愁嘆場が泣ける三人芝居。兄弟愛を描いた矢作の鎌腹、親子の愛情を考えさせられる春木の女が個人的にはおすすめ。おすすめはあまりやらないという評価含めてね。


ほんじゃ