大衆演劇でメジャーになるというのは、大衆演劇を辞めることになる。幾人かがチャレンジしたが、成功したのは梅沢富美男、松井誠、早乙女太一位。あとはせいぜい舞台俳優のその他大勢。幕の内弁当の付け合わせになるか、日の丸弁当の梅干しになるかの差やな。
梅沢富美男クラスになるとえげつないくらい儲けてるやろう。大きな舞台に高い入場料。本人は大衆演劇の役者と言ってるが、それはもはや大衆演劇ではない。れっきとした商業演劇や。勿論経費も膨大にかかるやろう。大衆演劇みたいに数万円で座員を雇うわけでも無し。芝居やるにしても大道具を持って行かなならん。
今度新歌舞伎座で劇団美山が公演を打つという。成功は願って入るが、1日だけ成功しても本当は意味はない。勿論商業演劇に進むつもりが無いのであれば、1日成功で十分合格点はやれる。問題は何日も公演して集客できるかどうかにかかってくる。この壁はなかなか破れない。だから梅沢富美男は凄いんである。大抵はメジャーの中のマイナーに埋もれている。マイナーなメジャーの方がいいとは思ううんやが。
大衆演劇のメジャー化はない。メジャーになるともはや大衆演劇ではなくなる。個人的にメジャーになる人はいるかもしれんが、結局はそっち【メジャー】に行くだけや。大衆と謳っている以上メジャーには成りえないんである。だからメジャーで受けた3人は、大衆演劇の舞台に戻っては来ない。あんだけ入場料やすかったら、やる気萎えるで。
本心いえばもうすこしメジャーにはなって欲しい。現在のいびつな収入変えるには、入場者増やすて行くのが先決。入場料で十分賄えるようになれば、芝居内容も充実してくるかもしれん。
ほんじゃ