「旅回り松園桃子一座」と言う本を読んだ。元々女剣劇で検索かけたらこの本が出てきたと言うわけ。まぁ、名前を継いだ劇団になる。家族4人、夫婦と長男長女。それと助っ人が2・3人。3年間にわたり取材にあたっている。大阪に家はあるがなかなか大阪に帰れない。地方公演の所謂センター回りの劇団となる。最近よく書いてる「かぶく大衆劇団の世界」の座長名鑑にも載ってないくらいの劇団や。昔は先の公演先が分からない。ある意味一期一会の世界。それに作者が一期一会に耐え切れずに後を追いかけた。幕内のこと、九州の座長時代の武勇伝、今の心境など事細かく書いてある。読み応えのある1冊に仕上がっている。息子を座長にし、娘に婿を取って座員に育て家族で回る夢を描いていたが、それは叶っていない。因みに長女は浅井研二郎の妻加茂川竜子。この人のことを梅南座のママが褒めていた。余り役者の事は褒めないんでびっくりしたくらい。ママ曰く、「あの子は本当に腹の中からの役者や。」と言っていた。それほど幕内内の仕事が完璧やったと言う事や。
ほんじゃ