大衆演劇木川劇場・浅井劇団8/26 | BOOのなみはや国風土記

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 昨日ね潰れたんで今日書いてみる。芝居は富の最期。題名で落ちが分かる仕組み。簡単な粗筋として、島抜けした男。どうしても親の死に目に会いたいと島抜けしたが、役人の目が厳しく人情味があるという親分に泣きつく。最初は断るが、故郷の秩父の方を見て無く男を見て返してやることに。そこに弟の富蔵を送り狼としてついていくことに。ライバルの目明しがそれを察知。富蔵の情婦を使い、情報を聞き出し縄目にかけた。一家に連れて行くと兄貴の親分が、「仕事もせずに酒ばっかり飲んだくれているから追い出したところだ。嘘をついて俺を陥れようとしているだけだ。」と嘘をつく。富蔵を一家に連れていき責めるが一向に口を割らない。隙を見て縄目を解き一家を全滅したまでは良かったが自分も斬られ瀕死に。兄貴に連れられた男を縄目にかけ捕り声をあげて絶命したってお話。

 大抵は縄目を解いて終いだが、弟を付き馬見たく送り狼につけるところは良かったと思う。情婦も仕事が忙しいと相手にしてくれないと裏切るのも辻褄は有っていた。道中アドリブを入れ、木華色を強くして悲劇的な話を薄めるのにも効果はあったに思う。たあだ、わしは悲劇は悲劇として見るほうが好きなんで余計なことやと思ったが。芝居の評価はヒットくらい。

 ゲストのおかげで大入りが49枚。大健闘や。ここの大入り70人と昨日聞いた。ダブルが何にかまで聞いてないのでどうともいえんが、もしダブルが単純の倍ならものすごく入っていることになってるわ。それにしてもここはようはいるようになったということや。劇団悠なんか5,000人入ったみたいやし、もう地元に認知されてるんやろう。

 話は変わって光の写真。口がへの字や。あんな表情見せたことはない。写真撮りながら大丈夫かと思ったくらいや。いまだに曳きづってるか。来月も休養辞めて逢春座に参加するみたいやし。その点海斗と大空海は微塵にも見せてはいない。海斗も大空海も本当に上手くなった。大空海は口跡が安定してきた。ほんまやっとこれからやと言う時やったのにな。非常に残念や。

ほんじゃ