近年の車輌にはカラーコード(カラーナンバー)というものが記載されてあり、それをもとに調色配合データがあります。
そのデータどおりに配合するとその車輌の色が作れる訳です。
しかし古い車輌にはカラーコードが存在しなかったり、カラーコードはあるものの配合データが存在しなかったりします。
また永い年月の間には修復や全塗装されてカラーコードとは違う色で塗装されていたり、古いアメ車などはカスタムペイントなど、もうどこの誰がどんな塗料で塗装してあるのかわかりません…
そんな色を調色するのは結構大変なことです。
そんな色をどう調色するのか?
hand shapes ではこんなやり方で調色しています。
先ずはカラーマップといって、
このような色のバリエーションに穴が空いたものをボディ色を照らし合わせて、一番近いグループを選びます。
今回は335A1というグループを選びました。
その335A1を一覧表で見ると、
どのメーカーの何年のカラーコードがわかります。
今回は90年の三菱のB45をベース色としました。
その三菱B45の配合データをもとに実車合わせで調色していきます。
今回の車輌は1980年代中頃のCHEVROLET EL CAMINO。
今回は3時間程で調色出来ましたが、
色によっては2~3日かかることもあります。
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