今日は隔週土曜でスタッフはお休み。
ひとりきりのガレージで先日の
世界でただ一台のオリジナルカラーの
全塗装に一点集中っ!!
と朝、ガレージに行ったら
招かざる客が・・・
子猫が2匹。
ミャ~ミャ~と鳴く
真っ白と茶の。
クルマの下から出てこない・・・
可愛いのだが、クルマの出入りが激しく、
いつ踏み潰してしまうか・・・
以前の勤め先ではエンジンルームの中に・・・
可愛そうだが、追い出すしかない。
「シャァーっ!!」と吠えて脅かしたり、
ほうきで突いたりして嫌がらせをしたら、
真っ白いヤツはどこかへ走り去った。
が、茶色いヤツは実にしぶとい。
と、いうか怯えすぎて動けない様子・・・
可愛そうだが、心を鬼にしてホースで水をぶっかけたら、
「あっっ!!」
・・・ガレージの中に逃げ込んでいってしまった。
面倒くさいことになってしまった・・・
勝手に出て行ってくれればいいが、
怯えすぎて動くだろうか・・・
食べ物も水もない、蒸し暑いガレージの中では・・・
ガレージの中でチョロチョロされては
いつか踏み潰してしまうかも・・・
困った。
そんなことを考えながら仕事をしていたら、
夕方になってしまった。
意を決し、捕獲大作戦を試みることにした。
先ずは相手を知ること。
愛猫家の Sokko と、作戦会議。
子猫用のキャットフードを購入。
段ボール箱の前にお水と、
キャットフードを少量ばらまき、
箱の中に大量のエサを。
夢中になっているところで、
箱をひっくり返し、ふたをすれば捕獲完了っ!!
「・・・・」
「こんなもので捕まえれるだろうか・・・」
などと思いながら気配を消すために事務所へ。
すると早速、ガサっと物音が。
「マジでかっ!!」
と、こっそり覗くと
茶色い尻尾が見えたので、
そ~と後ろから近づいた。
茶色い尻尾が箱から見え隠れしているが、
餌を貪り食べている音がする。
「今だッ!!」
と箱をひっくり返すと同時に
ふたを閉めようとしたら、
ピヨ~ン
と飛び跳ねて逃げられてしまった。
が、箱の中から物音がする。
「?!!!」
そ~っとふたを開けると、
「あれ? お前もいたの?」
どうやら真っ白いヤツもガレージの中にいたようで・・・
ま、とりあえず一匹確保。
その旨と、この後のケアを聞くため
あらためて愛猫家の Sokko に連絡をすると、
Sokko のところで飼ってくれるという。
Sokko に明日受け渡すまで元気でいてほしいので、
アドバイスをもとに
可愛いお部屋を用意。
オスか?
メスか?
そんなことはどちらでもいい。
僕にとっては可愛く、おてんばな子猫ちゃんなのだから。
まぁ、オスかメスか確認するどころか、
なでなでしてあげることも、
僕は出来ない。
なぜなら、
僕は猫アレルギーなのだから・・・
何とか手で掴まず、移すことに成功した。
猫アレルギーが発症したのは25歳の頃。
子供の頃は触れたが、
猫のあの骨のゴリゴリした感触は嫌だ。
少し隙間を開け、ふたをし、
「もう一匹をどう捕獲しようか」
と考えながら仕事をした。
22時頃。
ヒデくんからの誘い。
仕事にキリをつけ、
Jack Rabbits のメンバーと
深夜の街へと繰り出した。