犬が飼われている家庭で育つ赤ちゃんは、感染症や呼吸器疾患にかかるリスクが減るとの調査結果が。
論文ではこの理由について詳しく説明していないが、毎日ある程度の時間を屋外で過ごす犬が周りにいることで、生後1年内の赤ちゃんの免疫力が高まる可能性があるとしている。
せき、喘鳴(ぜんめい)、鼻炎などの感染性呼吸器疾患にかかる確率が約30%低く、また耳の感染症にかかる確率も約半分だった。
研究チームは、「動物との接触が免疫系の発達を助けることで、より整った免疫反応をもたらし、感染期間を短縮させるのではないか」と推論している。
(AFPより)
これまで、犬からの感染症(人畜共通感染症:動物から人に感染する疾患)の心配の方が多かったと思います。
上記のような研究が出てくることでペットを家族の一員とする愛犬家の方などにとっては朗報かもしれませんね。(理由不明で推論にとどまっていることにご注意を!)
犬からの感染によるものは、幼虫移行症(犬回虫症など)、トキソプラズマ症(主に猫ですが犬でも)、パスツレラ症、皮膚糸状菌感染症(白癬)、狂犬病(予防接種が義務付けられてから発生していないらしい)、犬ブルセラ症など
ワクチン(予防接種)などで防ぐことができるものが多いようですね。
犬など動物を赤ちゃんを一緒に育てるか、部屋を別々にするか、赤ちゃんが成長するまで動物とは一緒に暮らさないか、など様々な選択肢があると思います。
もし何かに感染して苦しむのは赤ちゃんですよね。
しかし、いずれも赤ちゃん自身が決めることは出来ず、親の判断になるので、懸命な判断が必要ですね。
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