お子様連れの患者さんから、「赤ちゃんへの紫外線って大丈夫なんですか?」とご質問いただいたので、赤ちゃんの散歩や日向ぼっこ(外気浴)について書いてみます。
以前は、赤ちゃんの健康のために必要だとされていた日光浴ですが、紫外線などの悪影響の方が心配されるようになってきています。(1998年の母子手帳から「日光浴」→「外気浴」に変わったそうです)
と言っても、外の空気や太陽に当たることはとても大切ですよね。その際には、下記のポイントを参考にしてみてください。
赤ちゃんの外気浴、散歩のポイント
①強い日差しが直接赤ちゃんに当たらないような工夫。
②日差しの強い10 時~14 時頃を避け、朝夕の涼しい時間帯(特に5月~9月)に。
③薄い長袖を着せてあげ、帽子やベビーカーの日よけを利用。
④赤ちゃんの皮膚は大人よりデリケートであることを念頭に。

ただし、母乳栄養の赤ちゃんやアレルギーなどで食事制限をしている赤ちゃんは、骨の成長に必要なビタミンDが不足しがちなので、太陽の力(紫外線)によるビタミンDの生成が重要になります。
また、妊婦中や授乳中では、ビタミンD不足にならないよう、普段から食事に十分気をつけるほか、適度な日差しを浴びることも大切になります。
(参考:紫外線環境保健マニュアル2008)
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