結婚なんてしたくない | 車椅子のきみと、てくてく、わくわく。


そう、思っていた。

りょーたくんに出会うまでは。


私は自由すぎる。


なのに、好きな人の前では自分を出せない。

それは世界中のみんなから嫌われてもいいから、自分の1番だいすきな人からだけは嫌われたくない。 という想いがあるから。

その想いが私を偽らせ、相手に合わせ、無理をしてきた。


偽りの自分は長くは続かない。

そして、相手も戸惑う。

でもやめることのできない癖。

だから、(本当の自分を)わかってくれる人なんてないし、

(偽り続けるなんて無理だから)生活していくなんて無理だ、

そう思っていた。


パートナーは欲しい。けど、結婚はしたくない!!

私と仲が良い人は知っているけれど

「結婚はしたくないから、1人でも生きていけるように自立する。
でも、その先で結婚してもいいな、って思える人が現れたら、
おんなじマンションの中で例えば13階と14階でそれぞれ暮らして会いたいときに行き来する。それが私の理想の結婚!!!」

なんて豪語していたくらい。これは本気で思っていたこと。



りょーたくんと付き合う前にも彼氏はいたけど、結婚の話が出て、私が無理って断って、お別れすることになった。(×2回)


そんな中りょーたくんと出会って、こんなにも素でいられること。飾らない自分でいられて、なんでも話せる。

そしてりょーたくんのことも聞きたくて、受け入れたいって思った。

いつも誰かと一緒にいると、自分を隠してしまうのに、ありのままの自分でいられた。

そして、ありのままの自分を見せたいと思った。


1人でも生きていける。
でもこの人と一緒にいたら、もっと私らしく、そして自由になれそう。そう思った。

結婚したい、そう思うまでに長くはかからなかった。


そして、そこに向かうワクワクも、不安も、ぜーんぶりょーたくんと共有している今が本当に幸せで。



りょーたくんがまたブログに想いを書いてくれました。

メールでもない、手紙でもない、ブログで知るりょーたくんの想いはまた胸にぐっとくるのです。





りょーたくんの紡ぐ言葉が大好きです。



「言葉にしなくても伝わる」

そんなことは幻想だと私は思っています。


ひとつそこに辿り着く道があるとするならば、伝えて、伝えて、伝えて、伝えて、伝えて…

いつかそんな瞬間があるかもしれないってこと。


実際は、ときどきは「わ!そんなことまでわかってくれてたんだえーん」という瞬間もあります。

でも、それはあくまで結果論で、
私たちの真ん中にはいつも言葉や行動があって、自分の気持ちをかたちにしていくということを付き合ってからずっとずっと努力をし続けています。

そしてこれからも。



りょーたくん、いつもありがとう。

りょーたくんらしく生きて生きて、生き抜いてね。


誰のものでもない、りょーたくんの人生。
もちろん私のものでもない。


そして私の人生も、誰のものでもない。

一緒にいるから、自分らしくなれた。

一緒にいるから、自由になれた。



そしてもっともっと自分に還っていけるし、

自由になれる。



だいすきです。




一分一秒でも長く、きみの隣にいたい。

今の私の一番の願いです。