りょーたくんとの初めての夜のできごと、そのときの私の気持ち、そこからふたりで話したことを書こうと思ったのですが、その前に、少し私の過去と、そこから大切にしていることについて書きたいと思います。
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私は男女がいい関係をつくっていく上で、セクシュアリティはとても大切なことだと考えています*°
それは、前回の結婚生活の体験から。
私の離婚理由のひとつに、セックスレスがありました。
セックスレス
お互いが望まなければ、問題ないことなのかもしれません。
でもどちらかが望んでいる場合、それはとてもとても辛くて苦しいことだと思います。
私も拒否される側のセックスレスだったので、ずっとずっと悩み続けました。
好きな人と結婚して、一緒に暮らして、まさかセックスがない、なんてことがあるなんて考えたこともなかった。
19歳だった私は相談する人もいなかった。
ありとあらゆることを調べたし、
(調べてみてセックスレスで悩んでる人はとっても多いことも知りました。)
効果があったと書いてあればそれを試したし、
離婚を決断する最後の最後までどうやったら解決できるかを考えていました。
泣いた夜は数え切れないし、
自分は必要ない存在なんだ、とか
私が悪いから拒否されるんだ、と
どんどん蝕まれていきました。
これはセックスレスに限らずですが私は何かが起こると「自分が悪い」という方に考えがちなタイプでした。
いわゆる自己肯定感がとっても低いタイプでした。
だからこそ、自分を攻め続けてとっても苦しかった。
でも私のいいところは、ただただ待つのではなく、ただただ自分を責め続けるわけではなく、解決のために考えたり行動したりできるところ。
悩んでいた期間に、男女の違い、パートナーシップについて、性のことについて、たくさん学びました。
「自分を大切にすること」も学んでいきました。
学べば学ぶほど、パートナーシップや、セックス(スキンシップ、触れ合うこと)ってやっぱり大切なんだなって思ったし、
もちろん色んなときがあると思うけど、その色んな気持ちを共有しながら2人で向き合っていくべきことだと思いました。
やっぱり諦めたくないって。
学んだことを自分なりに一生懸命試してみて、
そんな時期が2年くらい続き、、
でもやっぱりなにも変わらなかったときに、
自分自身に問いかけて思ったこと。
この先、2人の関係性は、
変わるかもしれないし、
変わらないかもしれない。
良くならないとは言いきれない。
でも。
もし変わらないんだとしたら?
もし、変わるのが50年後だとしたら?
私は、この人と一緒にいたい?
そのときに、やっとでた自分の答えが
「変わらないとするならば、一緒にいたくない。そんな賭け事みたいなことやってる時間なんて、私にはないんだ」
ということでした。
(そこからは頑張っていたことのベクトルが変わっただけだったので、離婚したあとのことまで考えて話を進めていくことができました。もちろん離婚は大変だった!笑)
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もちろん今でも思い出すと辛いことだし、
傷は完全には癒えていなくて。
でも、自分が全部悪いわけじゃないって思えたこと、その上で自分を大切にするために離婚を選べたことは私がこれから生きていく中ではきっと糧になっていくし、
その選択があったからこそ今りょーたくんと一緒にいられて、いい関係を築いていけているのだと思います。
やっぱり、愛する人とはずっと愛する関係でいたい。
繋がりたい。親密になりたい。
その中で、セックスは切っても切り離せないものだと思うのです。
「心が生きる」と書いて「性」
セックスレスを体験した私だからこそ、自分の真ん中においておきたい大切なこと。
もちろん、りょーたくんとも大切にしていきたいことです。
続く
(次の記事はアメンバー記事にさせてもらいますね。)