彼はとっても優しくて安らぎを与えてくれる人。
とってもとっても優しい人。
そしてその優しい中にも強さを持っている人です。
お仕事での活躍や、その人柄から彼のことが好きになり、お付き合いさせてもらっていますが、
彼のことがもっと好きになった瞬間があります。
それは彼がアメリカに行ったときの話、私がマレーシアに行ったときの話をしていたときのこと。
私が「もっと英語話せるようになりたいなー」といったら
彼が「だよねー。俺、もし障害が治るって言われても治んなくていいから、英語が喋れるようになりたいんだよねー(笑)」と笑いながら言ったとき。
私ですら自分のまぁるい鼻や、薄い上唇、運動音痴なところ、すぐちらかすところ…自分の受容できていないところがあるのに、彼は自分のことを受容しているんだなぁって。
彼と話していると、彼のことを好きになるだけではなくて、気付くと自分のことももっと好きになっています。
彼が私のことを認め、どんな私も愛してくれるから。
惜しみない愛情を注いでくれるから。
そして彼が私の愛情をまっすぐ受け取ってくれるから。
どれも自己受容、そして自己肯定感があるからこそできることだなぁと思っています。
彼がもともとそうだったのか、そうなるまでのプロセスがあったのかまたゆっくり聞きたいなぁと思いますが、
ぜーんぶまるごと含めて彼だし、色んなことをくぐり抜けてきたからこそ今の彼があるんだなぁと思っています。そしてそれは私も然り。
だから、私も彼の障害が治るって言われても治らなくていいなって思います。元気ではいて欲しいけど。いろーんな景色を見たいから。
車椅子デートは色んなハプニングがあるけど、なかなか楽しいです( ᵕᴗᵕ )
そして、私はときどき過ぎ去ってしまった時間を思ってネガティブになる瞬間があるけど、それがあったからこそ今彼に出会えているし、あの過去があったからこそ今この瞬間があると思うと少し救われるような気がします。
「あの時間も必要な時間だったんだ」と心から思えるまでには、まだまだ時間はかかりそうだけど、ほんの少しでも思えている今があることに、本当に感謝感謝の毎日です。
焦らずにいられるのも、また彼とだから。
これからもてくてくと、わくわくと。