拝啓
先生様
先生のHPを拝見させていただき、私もTFCC損傷ではないかと思い、色々悩んでおります。以下に今までの経緯と、現在の先生の所見、ご提案の手術の内容を記載いたしました。 先生のご意見を頂きたく、メールさせていただきました。どうぞよろしくお願い致します。以下先生の記入例に記載しました。
1年齢、性別
49歳 男性
2両上肢が痛いのか片方だけなのか
両手首 特に左手首
3利き手(症状のあるほうの手なのかないほうなのか)
右利き
4いつから症状が出てきたのか。その際に交通事故や怪我等原因はあるか
以下の”手首通の経緯について”に記載いたしました。
5症状のある部位(できるだけ詳しく書いてください。ここを詳しく書くことが基本です。特に手全体といっても手関節から先なのか肘から先なのか、また手関節や前腕「肘と手関節の間」でも橈側「親指側」か尺側「小指側」なのかも記載してください。また痺れの場合小指に症状があるかどうかも確認してください。)
痛みは手首の小指側が特に強く、小指側に曲げたり、回転させる動きで強い痛みがありました。痛みの違いはありますが、両手首で同じ症状でした。
6今まで病院等にかかったことがあるか。あるならそこでどのような治療を受けたか
以下の”手首通の経緯について”に記載いたしました。
7職業(上肢への負担の内容および程度がわかるように)
会社員。手首を使うのはパソコン程度です。
8現在行っているスポーツおよびレベル(遊び程度からプロ級まで)
剣道を行なっています。 週3回ですが打ち込んで行なっています。
相談メールの書式
以下、上記と重なる部分もありますが、時系列で記入しました。
-手首痛の経緯について
現在、剣道の稽古を週三回行っています。現在5段です。稽古は週三回です。半年前から、稽古の翌日に左右の手首が重く筋肉痛のような感じがありました。 その症状は2日ほどでなくなり、稽古の前には解消していました。そのため、稽古は続けていました。
三ヶ月前
稽古の翌日に両手首、特に左手に強い痛みを感じました。痛みは手首の小指側が特に強く、小指側に曲げたり、回転させる動きで強い痛みがありました。痛みの違いはありますが、両手首で同じ症状でした。また、竹刀を振る動きでは痛みを感じます。筋肉痛、腱鞘炎などと思い、ボルタレンを塗り経過を見ました。手首の固定はしませんでした。痛みは徐々に改善しました。
発症一週間後
痛みは徐々に改善し、1週間後には痛みはあるが軽いため稽古をしました。翌日に前回同様の激しい痛みが両手首にありました。左手が特に強い痛みでした。その後、痛みは徐々に引きましたが、手首を小指側に曲げたり、回転させたりすると強い痛みは感じました。 そのため剣道の稽古はしていません。ボルタレンを継続しています。
発症三週間後
痛みは改善しますが残るため、整形外科を受診しました。レントゲンを撮った結果:尺骨が長い 触診で静止時と稼動時の痛みを確認。その結果、手首小指側のじん帯を痛めていると診断を受けました。尺骨が長い人に多い。3週間の手首のテーピングとの療法の指示を受けました。
発症三週間一日後
テーピングの固定が難しいため、現在は骨入りのサポーターを両手首に装着しています。 現在も左手はこのサポーターを装着しています。インターネットで、先生のHP等を確認させていただき、TFCC損傷ではと思い、手の外科を探しました。その結果、手の外科があることがわかり、発症一ヵ月後に受診することとなりました。
発症一ヵ月後
手の外科の専門医の先生に診ていただきました。レントゲンの結果、じん帯TFCCの損傷の可能性があるということで、湿布、消炎鎮痛剤の服用をし3週間後に受診する事になりました。サポーターは継続したほうが良いとの事で、装着を続けました。
発症一ヶ月三週間後
その後、手首は回せる程度まで、改善しました。しかし、小指側に曲げたり、小指側にまげて前後に動かすと痛みはありました。剣道の素振りでも痛みはありました。稽古はしていません。先生のお話では、その後文献等を確認したところ、メール添付図の尺骨のTFCCと描いてある部分が長い為じん帯を押して炎症がでて痛みが出るのではないか。じん帯TFCC損傷ではないと思う。とのことでした。手術してその尺骨の長い部分を取ると改善するだろうとの事でした。 文献では8人中7人が改善した。剣道、バドミントンをする人に多い。 次回MRIを撮って確認することになりました。
本日
前回より、痛みは改善しています。小指側に曲げた場合に痛みはありますが程度は良くなっています。同じく前後にまげても痛みはありますが、改善しています。剣道の素振りも過度に小指側に曲げなければ振れるところまで改善しました。右手は違和感程度まで改善しました。本日MRIを撮りました。添付図のTFCCと書いてある部分の色が灰色になっている。 完全に白になっているのではない為、はっきりとはいえないが何かあるのではないかとの事でした。本日の結果としては、痛みが改善しているのであれば様子を見ましょう。手術したい場合は、前回言った、尺骨の添付図TFCC部分と書いてあるところの出っ張りを削る手術をします。とのことでした。
=先生へのお伺い
1.所見について
今回の先生の所見についての先生のご意見はいかがでしょうか。先生のお話では、その後文献等を確認したところ、メール添付図の尺骨のTFCCと描いてある部分が長い為じん帯を押して炎症がでて痛みが出るのではないか。
2.手術について
今回ご提案された以下のような手術は、TFCC損傷の関連HPでは確認することができません。尺骨短縮術と原理は同じで、短縮術よりリスクは少ないとのことでしたが、先生のご意見はいかがでしょうか?-尺骨の添付図TFCC部分と書いてあるところの出っ張りを削る手術
以上、よろしくお願い致します。
メール拝見しました。
TFCC損傷の治療についてですが
1 TFCC損傷と尺骨突き上げ症候群は似た様な疾患です。どちらか区別をつけることが困難なことも少なくありませんがいずれにせよ尺骨短縮術になるのであまり区別する意味はないかと思います。
2 尺骨短縮術にもバリエーションがありますし、TFCCを部分的に切除する手術もあります。どれがいいのかまでは何とも言えないところです。個人的には尺骨短縮術の方が無難な印象があります。
手の外科病院一覧を貼っておきます。参考にしてみてください。(これ重要⇒手の外科専門の医師の診察を受けないと意味はありません)