相談(ドケルバン病) | Web手外科研究所

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「手の外科無料相談所」で相談を受けたメールとその返事を患者さんの氏名を匿名にする等一部改変して掲載しています。どなたでも読者登録O.K.

34歳(女)です。
お忙しいところ申し訳ございません、ご相談させてください。
まず症状について書かせていただきます。
左手首(親指の付け根)が、大きく開いたときにバネ指のようにひっかかり、大変痛いです。最初に症状に気がついたのは第一子を生んだときです(今から7年前)。それほど痛くなく、手を大きく広げないようにしていました。また、生まれつきばね指両手合わせて3本あり(うち2本は手術済み)、指のひっかかりには慣れていたせいか、あまり気にしていませんでした。
最近になって痛むようになり、今年3月に近所の整形外科にいったところ、「ドゥケルバン病」と言われ(触診のみ)、ステロイド注射をしました。その後から手首内側が出っ張るようになり、ついでに「ガングリオンも」ということになりました。あまり良くならず、4月に2回目のステロイド注射、注射した針をそのまま引いて、ガングリオンの中身?をだそうとしましたが内容物は出ず、そのあと先生がグイグイ押しても出てきませんでした(ガングリオン周辺は押すととても痛いです)。
その後改善されず、就寝中に無意識に布団をひっぱる時に激痛が走り、そのたびにバッチリ目が覚めてしまいます。近所の病院に少し不信感を抱いたので、少し大きめの総合病院に行きましたがやはり「ドゥケルバン病」と「ガングリオン」と言われました(触診のみ)。それと、ステロイド注射はもうやらないほうがいい(鞘がもろくなってちぎれるから、ということでした)、ガングリオンも中身が出なかったのなら、手の専門の先生に診てもらったほうがよい、と言われました(見てくださった先生がもうすぐ病院移動だということで、あまり熱心に見ていただけませんでした)。
それ以降は安静に、といっても家事や子供の世話やら趣味やらがあるのでそうもいかず、気休めに湿布でやり過ごしています(その湿布も副作用で赤く水ぶくれっぽくなってしまい、頻繁には使えていません)。
以上、今までの診察では納得できていないといいますか、不信感があります。根本的には切ることが解決なのでしょうが、それ以前の、患部に何が起こっているかとか、改善方法とか、自分でしっかり理解・納得したいです。
そこで質問なのですが、
・後発のガングリオンステロイド注射の影響なのでしょうか。
ガングリオンと言われている部分は硬く痛みがあるのですが、本当にガングリオンなのでしょうか。
・こういった症例の場合、レントゲンは撮らないものなのでしょうか。
最近趣味の楽器にも支障が出てきて、あまり弾けずにいます。何とかしたいです。よろしくご教授ください。どうぞよろしくお願いいたします。

 メール拝見しました。
 ドケルバン病の治療についてですが、ガングリオンステロイドの注射が原因で発生することはありません。ガングリオンは触診である程度診断がつきますが本当にガングリオンかどうかは何とも言えません。この場合はレントゲン撮影は骨性の原因でないことを確認するぐらいの意味しかありません。MRIでガングリオンがあるかどうか確認されてもいいですが、ステロイドの注射で症状が軽減しなければ整形外科の中でも手の外科が専門の医師の診察を受け、手術を受けられた方がいいかと思います。
 手の外科病院一覧を貼っておきます。参考にしてみてください。(これ重要⇒手の外科専門の医師の診察を受けないと意味はありません)