相談(キーンベック病) | Web手外科研究所

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「手の外科無料相談所」で相談を受けたメールとその返事を患者さんの氏名を匿名にする等一部改変して掲載しています。どなたでも読者登録O.K.

 33歳女性です。二週間前頃から、利き手である左手の手首辺りが痛み出しました。使いすぎかとほうっておいたところ、痛みの範囲が小指下の手の甲に広がり、左手を動かすたびに痛みがひどくなりました。怪我や事故などはありません。整形外科へ行ったら、キーンベック病と診断をされ、手首の安静を言われました。同時に装具の着用も余儀なくされました。現段階ではすぐに手術を必要としないので、 手首を固定する温存治療を勧められました。この病気は手術以外では完治しにくいと聞いています。また、温存しても悪化・再発の恐れもあると聞きました。やはり、手術した方が良いのでしょうか?装具で固定していると痛みはありません。また、装具着用していると手首を固定しているからと、動く範囲で手を動かしてしまうことがありますが、よくないですよね?私は、末端冷え性なのですが、血行障害というのは、冷えと関係があるのでしょうか? 仕事は、園芸・農業用品販売で、何キロもある農薬や肥料を持つこともあります。同僚の助けもあり今も続けていますが、迷惑をかけているのは確かです。作業スピードもできる仕事の範囲も明らかに違いますから。温存する場合は、仕事をやめ、自宅療養するほうがよいのでしょうか?

 メール拝見しました。
 キーンベック病の治療についてですが、基本的には進行性の疾患です。できれば装具は装着しておいたほうが望ましいです。装具着用して動く範囲で手関節を動かす分は特に問題はありません。キーンベック病の程度(stage)によっても治療法は違ってきますので整形外科の中でも手の外科が専門の医師の診察を受け、MRIやCTの検査を受けられるといいかと思います。それによって仕事をどうするかの検討材料になると思います。冷え性とは関係ありません。
 手の外科病院一覧を貼っておきます。参考にしてみてください。(これ重要⇒手の外科専門の医師の診察を受けないと意味はありません)