先日


次男の幼稚園の参観日でした。



紙コップを使って
お父さんやお母さんと一緒に
糸電話を作る

というもの。




でも


この日も、参観日に行くのが億劫でした。




次男は、気持ちが安定せず、切り替えが難しいところがあって。


前回の参観日もこんな感じ→☆☆☆




人と比べても仕方がないし
それが次男の個性だから受け入れよう
と思う気持ちと

比較対象があると、勝手に比べて落ち込んでしまう気持ち



参観日では、どうしても周りの子供達に目が行って、やっぱり後者の気持ちの方が大きくなってしまうので、行くのが嫌になるのです。



でも、今回は、参観が始まってしばらくはニコニコしていて。
製作もなんとか乗り切って。

これなら最後まで行けそう!


と思った矢先


やっぱり。。。



終わりが近くなったとき、本人の気に入らない出来事があって、そこから崩れてしまいました。


グズグズ泣いて、先生の膝に抱っこされて

そのまま最後まで、気持ちを切り替えることができませんでした。



泣いて机に伏せる次男を横目に、重い気持ちのまま帰宅しました。


その日はどっと疲れが…




また、別の日の朝


お弁当作りや幼稚園の準備でバタバタイライラしているときに、次男がお茶をこぼしました。

つい

「もぅなんでこぼすん?!」

と怒鳴りそうになったときです。




次男が言いました。

「ママ、チャンピオンみたいな形になっとるよ」

と。

??チャンピオン??

と思い、見てみると…



次男の通う幼稚園では

何かが上手くできた時やほめてもらう時

先生や子供たちが、親指を立てて

「チャンピオン~!!」

と言って喜びを表現します。



本当だ
チャンピオンだ


大人だったら、何も考えずに拭いて終わりの染みが

子供の目にはそんな楽しい形に見えるんだなぁ


ちょっと、立ち止まって写真を撮りました。

そして、しばらく拭かずに置いておきました。



やっぱり朝の忙しい時間に

飲み物をこぼされたり
テレビを見て歯磨きをしなかったり
制服のブラウスのボタンが一段ズレていたり

どうしても、イライラしてしまいます。


でもそのイライラした気持ちのせいで、見逃してしまっていることがたくさんあるんだろうなぁと思いました。





次男には良いところがたくさんあります。

無邪気だし
子供らしいし
優しいし
何でも美味しそうによく食べるし
元気いっぱい笑うし


でも、いつも悪いところばかり、探すように見てしまいます


元気に生まれて来てくれただけで、何よりありがたいことなのに



大きくなるに連れて

あれができない、これができない

と求めるばっかりになってしまいます


次男は次男なりに楽しいことを見つけて、自分のペースで成長しているんだと思います。


育児は育自というのに…

成長していないのは自分です。



親という字そのままに

「木」の上に「立」って、そっと「見」守る

そして

子供が助けを求めたら、木の上から飛び降りて駆けつけて、子供のために精一杯動いてやれる、そんな親になりたい


なりたいのになぁ


なかなか思うようにできません。