年末年始の実家帰省中のこと




鼻水をズルズルさせていた三男坊。

風邪ひいたかなぁ…と思いつつ静観していたら



夕方から熱が上がり始め


夜11時頃になると、あっという間に
39℃近くまで上昇。


水分は取れていたけど、グズグズ泣き疲れたのか、私の膝の上で、眠りそうになったその時!




痙攣が!!

拳を胸の前で握りしめて、硬直
一点を見つめて
ガクガクと震え出しました




ドキっとしましたが




とりあえず



三男を畳の上に寝かせ

寝ていた母を大声で呼び

口の中に泡のような唾液のようなものが溜まっていたので、横を向かせて口に手を入れて掻き出して、詰まらないようにして

開始時間を見て

痙攣が左右対象かどうかを観察







痙攣自体は時間にして、2分足らず

その後

小刻みに震えてダラっと力が抜けた感じでしたが、しばらくして意識が戻って、泣き出しました



ひとまず安心。




内心すごく焦っていましたが、実は熱性痙攣を経験したのは、これで4回目。

長男1回
次男2回

そして、今回の三男。


親兄弟に熱性痙攣があると、その子も起こしやすい傾向にある

とは言いますが…




まさか、息子達三人ともなるとは。。。




初めて長男の痙攣を間近で見たとき
痙攣して、意識を失った我が子を見て


死んでしまったんじゃないか


とすら思うほどパニックになりました。





その時は、なんの知識もなく

必死で声をかけたり、揺すったり
(してはいけないことと知らず)

もちろん時間を見る余裕もなく

あわてて、夜間救急に連れて行ったのを覚えています。





今回は4回目ということもあって、何とか落ち着いて、経過を見ることができました。




いそいそと準備して

母に三男を抱っこしてもらって

車で夜間救急に連れて行きました。




救急外来で、小児科の先生に診察してもらったとき、痙攣時の様子を聞かれて


淡々と、その時の様子や時間を伝えたら



よく救急車呼ばずに、落ち着いて対処できましたね


と。


4回目ですから(泣)



酸素濃度を測ったり、解熱剤を入れてもらったりして


しばらくベッドで経過観察



24時間以内は、再び痙攣が起こらないか注意が必要とのことでしたが、ひとまず落ち着いてきたので、帰宅することになりました。




先生が言うには


今度は、救急車を呼びなさい


とのこと。


え?!でも熱性痙攣で救急車呼んではいけないと聞いたんですが


と言うと。



脳波等を測定しない限り、医師でも、その痙攣が本当に終わっているのかを判断するのは難しい

ガクガクが止まっても痙攣が続いている場合があり、持続していると低酸素状態となり、脳へのダメージが残る危険性もある

救急隊に、痙攣を止める処置はできないが、酸素を送る措置はできるので、救急車を呼ぶべきである

解熱剤に痙攣を予防する効果はない

解熱剤が切れて、体温が急激に上がることで痙攣が誘発されることもない

何℃以上で痙攣が起こるかは分からない

高熱自体で脳に損傷が起こることはない

痙攣は必ず寝入りばなに起こる




などなど、こんなようなことを、覚えきれないくらい色々説明して下さいました。



若い先生でしたが、謙虚で、丁寧で。

こんなに詳しく熱性痙攣について説明してもらったのは初めてでした。


「実るほど頭を垂れる稲穂かな」


とはこういう人のことを言うのかぁ



なんて、全然関係ないことを考えたりしつつ聞いてました。



そして、最後に



僕も子供のころ、熱性痙攣を経験したことがあります

でも、無事に成長してますよ

痙攣や高熱だけで後遺症が残ることはないですよ、安心して下さい



と。




なるほど…


痙攣起こしてもお医者さんになれる!

という、勇気の出るお言葉を頂きました(笑)









そもそも

熱が出た時に、解熱剤を使う基準は何かとか

熱性痙攣のクセのある子に、解熱剤を使うと、薬が切れた時に、急激に熱が上がってしまい痙攣の危険性が高まるとか


お医者さんによっても見解は違うし、ネットにも賛否の情報は溢れているし

↓↓↓
【解熱剤 戦争】使う派 VS 使わない派【仁義なき戦い】

こんなんありました(笑)



要は



正解がない



だから



結局どうしたらいいのかよく分からない





解熱剤を入れる、入れないも

救急車を呼ぶ、呼ばないも


全ては親の判断?




でも、ひとつ分かる!



熱性痙攣になる我が子を見ると

パニクって、冷静な判断ができなくなるということは実証済み


だからこそ


落ち着くこと



が何よりも大切なんだなと思い知らされた、そんな出来事でした。




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