夜中の天気予報は、3時過ぎより日中弱雨となって、これはもう無理かとおもわれたのですが、
起きてみれば、朝の空模様は、曇り・・・。
今後の天気予報がどうであれ、朝の時点で降っていなければ、あるに違いないと、潮干狩り遠足準備を整え、
バスに乗り込めば、はやり本日潮干狩り遠足決行。
とはいえ、すぐにバスの窓には雨跡がぽつぽつ・・・。
そのうち、しっかり雨は降りだしどうなることか・・・・と思いきや、
現地についた頃には、雨はずいぶんおさまってきました。
だんだん小降りになってきたものの、
水着プラスせっかく作ったとはいえ、ラッシュガードだけなんてとんでもない!
寒さ対策にしっかりその上に、長袖のパーカーを着せ、そしてレインコートに長靴。
完全防備でいざ海へ。


今まで、小さな子供を抱えての潮干狩りだったので、入場してさほど歩かない近場で掘って満足してい、しかし帰るときに、遠瀬で採っていた人の収穫量に驚かされていた例年でしたが、
今回は意気込んで、担任の先生に教えてもらった獲れる遠い場所へと2人の子供とかなり頑張って歩いていってみました。
しかし・・・・。「カチリ!」くまでに貝が当たり手ごたえを感じるものの、なぜか中身のない空っぽの貝ばかり・・・。
昨年はかなり居る場所には死んだ貝でなくちゃんと口を閉じた生きている貝が結構居たのに・・・と???なんだか今回は海の様子が違います。
結局頑張って頑張ってその中から生きているのをピックアップして結構粘って採りました。
結果、長女次女の今回は協力もあって、唇を青くして、半泣きで立ちすくんでいた2人を尻目に一人とっていた昨年より少し多かったぐらい。
ちょっと嬉しかったのは、かなり大きいアサリに出会ったこと!3人で大喜び。

思わず、帰りの車中で皆さんにご披露。
そして、お弁当の後は、雨も上がり、近辺のお散歩を楽しみ、
クラスで今度は潮が満ちた海を見に行くと・・・・・
大量のヒトデの死骸が捨てられているのを発見!
群がる子供達!
その中でわが子は・・・・。

触る、触るさわりまくって、そして耐えられないくらい死んで放置された魚のような、悪臭放つ手に・・・・。
お兄ちゃんに持って帰ってと渡された私の手も同様に・・・。
帰る寸前、またもや雨が降り出し、グッドタイミングでバスに乗り込み、
車中では、用意していたレゴブロックの容器で、砂貫


到着後心配されていた天気も、何とか雨をすり抜け我が家に到着。
早速お兄ちゃんのご希望で、アサリ酒蒸しをつくって、夕飯の一品として今日はいただきました。
そして、先ほど、TVをつけたところ・・・・。
なんととある別の地方でのヒトデ大発生の被害のニュース映像が目に飛び込んできました!
今年はヒトデが大発生で、なんとアサリを片っ端からヒトデが食べているとのこと!
そしてヒトデが多い年は、アサリだけなく漁業全体が振るわないということ!
あの打ち上げられていたのは、アサリを食べるということで、駆除されたヒトデ
そして、なぜ空っぽの貝があんなに多かったのか・・・今日不思議に思ったいたことの疑問が解けました。
なんだか、潮干狩りの天気の心配に心奪われ、そして、今回は本当に結果オーライということで胸をなでおろし、
アサリの美味しさに大満足した後に
最後の最後、このニュースに、実は今日は、生態系の異常を目の当たりにしたことを思い知らされ、なんだか複雑な思いがしたのでした。
そのうちに、潮干狩りなんて出来なくなる日が来るのかもしれない・・・。
こども達がいつの世でも綺麗な海で自然な形で潮干狩りを、そして海の楽しさを味わうことが出来ますように、
夜7時を前に、疲れてすでに寝てしまった子供の寝顔を見ながら今思っています。