福井新聞　犬猫展示販売中止ペットショップの決断　に拍手

こんにちは、KEIKOです。

猛暑続きの後は、これまた今までにない動きを見せた台風。

未だに、九州に居座っているようですが、

度重なる被害に繋がらないように祈ります。

台風が過ぎ去った後も、猛暑に逆戻り。

体調管理が大変です。

さて、

先日、オンライン福井新聞にこのようなニュースが取り上げられていました。

犬猫展示販売中止、ペットショップが決断　飼育放棄減を願い

7/28(土) 11:57配信

子犬や子猫の生体展示販売をやめるペットショップ「バウワウ運動公園店」＝福井県福井市福新町

　飼育放棄された犬猫の殺処分や、大量繁殖場「子犬工場（パピーミル）」が社会問題になる中、福井県福井市内のペットショップが、子犬や子猫を店頭のショーケースに並べる生体展示販売の中止を決断した。命の「売れ残り」などが生じやすい手法を見直し、飼育放棄につながりやすい衝動的な購入を減らす。今後は、フードや用品販売、毛をカットするトリミングなど犬猫の一生に寄り添うケアサービスに力を入れていく方針で「飼い方や食事、しつけの助言で信頼されるショップになれば十分やっていける」としている。

　生体展示販売をやめるのは福井市福新町のバウワウ運動公園店。1985年に市内で開業し、移転した現在の「北陸最大級」の店舗で、トリミングを行うほか、国内外のフード、用品を取りそろえる。運動場のドッグランも無料開放している。

　開店当初から行ってきた生体展示販売の中止について、店長の酒井伸明さん（35）は「展示販売に否定的な人が一定数いて、自分自身も（否定的な意見に）一理あると思っていた」と話す。

　生体展示販売を行うショップの多くで行われている「抱っこさせ、聞かれない限り詳しい説明をしないような、衝動買いをさせるやり方」には反対だった。購入後、説明不足が原因で「思ったよりほえる、毛がたくさん抜けるからいらない」と安易な飼育放棄につながるケースが少なくないことにも疑問を感じていた。

　バウワウ運動公園店はこれまでも「ブリーダーから一匹一匹厳選してもらって」販売し、ペットの状態に応じたフード販売などアフターケアにも力を入れてきた。飼育上のトラブルが起きないよう心掛け、スタッフにも無理に勧めないよう指示。顧客に購入を思いとどまらせたこともあるという。

　生体展示販売は今年3月に仕入れた子猫たちで取りやめ、犬猫を購入したい人にはブリーダーを紹介するなど相談に応じる。今後は厳選したフード、関連グッズの販売やトリミングに一層力を入れていく考えだ。これまでの知識と経験を生かし、「ペットライフを送る飼い主と信頼関係を築いて一生の付き合いになれば」と考えている。

　生体展示販売を「犬猫の大量生産・大量消費の温床」と訴えてきた公益財団法人動物環境・福祉協会Eva理事長の女優杉本彩さんは「ペット業界は時代にあったモラルあるビジネスへの転換が求められている。（生体展示販売をやめる）英断に心から敬意を表したい」とコメント。買う側にも「自分の消費行動が動物たちを苦しめことを念頭に置いて、責任ある選択をしてほしい」と呼び掛けている。

ペットショップとしてまじめに商売している方にとって、このような（生体展示販売中止）決断することは

数字の事だけを考えたら、本当に辛いことだと思います。

それでも、動物と飼い主の事を考え、信頼関係を築きながら長いお付き合いをしていきたいという考えからの行動に、

拍手をしたいです。

我が家の犬達の場合

私は今までに６匹のポメラニアンと１匹のチワワミックス（保護犬）を飼いました。

そのうち３匹はペットショップから買い求めたものです。

（その頃は劣悪なペット業界の現実を知ることもなく、知ろうともしませんでした）

昔と違い、雑種犬以外の犬はペットショップから買うのが当たり前なんだと思っていました。

確かに、店員さんに「抱っこしてみますか？」と勧められました。

モフモフの小さな毛玉、可愛くないわけがありません。

一度抱いたらやられちゃいますね。

ペットショップで買い求めた３匹、命に関わるようなものではありませんでしたが、

みんな病気がありました。

初代ポメラニアン・ポッキーの場合

・・・とっても元気ではありましたが、

ある日、サークルの掃除をしていた時に、白いゴマ粒のようなものがたくさん落ちているのに気が付きました。

お尻を見ると、何やら虫らしきものが付いています。

病院で調べてもらうと、ノミが原因の条虫症（瓜実条虫症）でした。

それから睾丸が一つしかなかったんです。

（ペットショップでは、成長と共に降りて来ると言っていましたが、降りてくることはありませんでした。

当時は去勢手術の必要性をあまり感じていなかったので、ポッキーは去勢手術をしていません。）

ノミは見つけてもつぶしてはいけません。

卵が飛び散ってしまいます。

ガムテープなどにくっ付けて捨てて下さいね。

フロントライン等駆除薬は使ってほしいです。

そして、２匹目のポメラニアン・チョコの場合は

・・・耳の中が真っ黒で、病院で診てもらったところ、

耳ダニ感染症でした。

２匹ともペットショップに相談に行きましたが、

対応は同じで、「では引き取りましょうか？ほかの犬と交換しますか？」

一日でも飼ってしまえば返せるわけもなく、

ペットショップに腹が立っても、我慢をするしかありませんでした。

そして３匹目ポメラニアンのしし丸の場合は、

ペットショップに売れ残っていた子。

５か月になっていました。

後でわかったことですが、一度どなたかの家族として迎えられたのですが、病気が見つかり、戻された子です。（ひどい）

この子も、睾丸が一つしかありませんでした。（去勢手術で取りました）

睾丸が一つしかない子は意外と多いですね。

放っておくとお腹の中で炎症を起こしてしまう場合もあるので、早めの手術をお勧めします。

知り合いの飼っていたゴールデンは、大手ペットショップで買いましたが、

ジステンバーにかかっていました。

その時の記事がこちら

https://ameblo.jp/handmade-pet/entry-12345092026.html

どの子も、もしかしたら劣悪なブリーダーで産まれた仔だったのかもしれません。

純血種を残そうと、勉強をして清潔で愛情を持って育てているブリーダーさんもたくさんいると思います。

信用のおけるブリーダーさんから仕入れているペットショップもあると思いますが、

売れ残ってしまった仔の行く末は・・・

そして犬や猫を飼おうと思った時、

安易にペットショップで買わなくても、可愛くいい子を探す方法はたくさんあります。

保護犬猫に目を向けてみてはいかがでしょうか？

福井県のようなペットショップが増えてほしいですね。

犬にうつる外部寄生虫【病気とおもな症状】
ノミアレルギー性皮膚炎	ニキビダニ（体長約２～３ミリ）の寄生によって発症する。耳の穴や顔に脱毛がみられる。
アカラス症（ニキビダニ症、毛包虫症）	ニキビダニ（体長約２～３ミリ）の寄生によって発症する。耳の穴や顔に脱毛がみられる。
疥癬	ヒゼンダニ（体長約0.1～0.3ミリ）が、皮膚に穴を掘って寄生することで発症する。耳やひじ、顔のまわりに激しいかゆみ、脱毛や発疹などがみられる。
ツメダニ症	イヌツメダニ（体長約0.5ミリ）の寄生によって発症する。かゆみは弱く、かさぶたのようなフケが多くなる。
耳ダニ感染症（耳疥癬、ミミヒゼンダニ感染症）	イヌミミヒゼンダニ（体長約0.3～0.4ミリ）が、外耳道に寄生することによって発症する。かゆみから頭をしきりに振ったり、耳を掻きむしり、ひどくなると耳血腫や外耳炎を併発する。

犬にうつる内部寄生虫【病気とおもな症状】
回虫症	おもに犬回虫が小腸に寄生することで発症する。子犬に感染した場合、下痢や嘔吐、体重低下、発育不良などがみられる。ただし、成犬ではほぼ無症状。
瓜実条虫症（犬条虫症）	瓜実条虫に大量の寄生を受けた場合に発症する。下痢や食欲低下などを引き起こす。ノミが媒介し、毛づくろいでノミを口に入れてしまった際などに、犬に感染する。
マンソン裂頭条虫症	マンソン裂頭条虫の寄生によって発症する。感染はカエルやヘビなどを捕まえて口に入れたときなどに起こる。下痢などを引き起こすが、無症状のケースも多い。
鉤虫症	鉤虫の寄生によって発症する。下痢や血便、貧血などがみられる。
フィラリア症（犬糸状虫症）	フィラリア（蚊が媒介）の寄生によって発症する。感染初期は無症状だが、やがて咳や呼吸困難など心臓病と似た症状があらわれ、やがて死に至る。
鞭虫症	犬鞭虫の寄生によって発症する。おもに下痢や血便がみられる。
糞線虫症	糞線虫の寄生によって発症する。おもに下痢、とくに子犬に感染した場合にはひどい下痢や体重低下、発育不良などがみられる。
コクシジウム症	コクシジウムという原虫の寄生によって発症する。下痢や血便などがみられる。
ジアルジア症	ジアルジアという原虫の寄生によって発症する。子犬に感染した場合、下痢や体重低下、発育不良などが起こる。ただし、成犬ではほぼ無症状。
バベシア症	バベシアという原虫の寄生によって発症する。重い貧血や高熱、血尿などを引き起こす。バベシア原虫を媒介するマダニに寄生・吸血されることで感染する。
トキソプラズマ症	トキソプラズマという原虫の寄生によって発症する。急性または慢性的に下痢や発熱、呼吸困難、痙攣などの症状を引き起こす。