計算キング☆ | Handmade Field**思春期息子ときどきハンドメイド

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洋裁好きな主婦の呟き♪

長男のクラスで

100マス計算の掛け算バージョンを

タイムで競い合う会を開いて

計算キングと計算クィーンを決めようという物があり



見事、計算キングの称号をGETして来ました(笑)



普段、コツコツ努力したり

地道に練習したりって事はしない長男ですが

計算に関してだけは、話は別らしくwww



最初は、単純にタイムを計ってくる宿題でした。


何の気なしに、サラッと計算してタイムを記入しました。

確か3分前後だった記憶があります。



翌日、タイム発表をしました。

間違いが有った人は参加できず、全問正解の人のタイムのみの発表

長男は2位だったらしい。


1位だった子は昨年も同じクラスだった男児です。

彼も算盤をやってるらしいけど、まだ10級。

嘘や誇張が多く、忘れ物大魔王。

忘れ物しないで学校に来た事が珍しい子だそうだ。


担任は1年生のときの担任が再任。

先生は解ってたんでしょうね。



この先生は長男の「自己否定」が激しい事を気に掛けてくれて

なんとか自己肯定力が付くようにしたいと頑張ってくれた人です。


1位の子が誤魔化して書いてる事で

正直に書いた長男の自己肯定力が落ちると悪影響と思ったのでしょう。

そして、長男の計算力を信じてくれたのでしょう。

翌日に計算大会をしてキングとクィーンを決めると言いました。



その日、帰宅した長男は

物凄い勢いで100マス計算の練習をしました。

最速タイムが出るまで何度も何度も・・・・。



結果、1分40秒のタイムが出ました。


全部の平均タイムは2分。それでも・・・

こども「アイツ、何分って書いてくるかな?俺も誤魔化して書いたほうが良いのかな?」

と言ってたけど


おかあさん。「学校で実際にタイム計ることになった時、恥をかいて信用をなくすのは、ソノ子だよ。

 長男は本当のタイムを書いて自信たっぷりに出しなさい。

 実際にタイムを計る事になれば結果は明らかになる。それでも負けたなら仕方無いじゃない。

 その時は、君は凄いねって褒めてあげる事も素敵な事だと思うわよ」


と、返しました。


こども「そうだよね。うん。コレで行く!俺は誤魔化したりしない!」

100マス計算のプリントをファイルに仕舞った。



オフザケが激しくて、アホな息子だけど

素直な息子で良かった。





そしてクラスでの発表。見事1位になった。


先生は

こども女の子「長男キングを皆で倒そうアップо(ж>▽<)y ☆」


と、実際のタイム計測。

その瞬間、長男は心の中でガッツポーズしたらしい。


実計測でも負けないぜ?( ̄▽+ ̄*)キラーンと(笑)




結果、ダントツのタイムが出たそうで

(誤魔化して書いてる子が、それだけ多かったって事です)

あまりの圧勝に長男満足気で帰宅。



またひとつ、自己肯定力がついた。

得意と言いつつ負けるのは悔しいからって

自分のタイムに満足するまで沢山練習したもんね。


あの時、誤魔化して書かなくて良かったって

心底思ったらしい。


うんうん。そうだよね。




気になった、元1位の彼ですが

誤魔化して書いた子が他にも沢山いたので

矢面に立たされる事も無く

無事にクラスの仲間と仲良くしてるらしい。


うん。それも良かった。

これキッカケにイジメが始まったら

ちょっと可哀想な気持ちになってたかもしれない。

彼も、誤魔化すのはやめようと思い直すキッカケになってくれたら良いな。