ハンドメイドで収入を得たいという方はたくさんいらっしゃると思いますが、販売をするにあたり、いくつか大切なことがあると思います。

1.技術を高める。

2.製品に責任を持つ。

3.購入者の気持ちを考える。

 

他にも大切なことがあると思いますが、今回はこの3つについて書いてみます。

 

1.技術を高める。

 誰でもおわかりになると思いますが、技術を高めていかないと良い製品ができません。特にネット販売の場合は写真でしか確認できませんので、出来の悪い製品を販売してしまうとクレームがきたり、悪い口コミを書かれたりします。

 特殊な技術や材料が必要で、他の人では作ることができないといった製品は別ですが、材料屋さんで販売されているものを使用して作る場合は、同じような製品を作る方が他にもいると考えられます。ハンドメイド製品を扱っている店舗などで他の方の製品を見てみるなどして、自分の技術を確認してみることも大切ではないでしょうか。また、グル―デコやロザフィといった協会で販売している材料を使用する場合はほとんど同じ製品ができるわけですから、比べられた時に仕上げが劣るようではいけないと思います。

 

2.製品に責任を持つ。

 表面が綺麗に仕上がっていないUVレジンの製品、ストーンが浮いているグル―デコ製品、金具がいびつな形になっている製品などを見たことがあります。1項の技術にも関係するかもしれませんが、販売をして代金をいただくということはその製品について責任を持たなければならないと思います。

 

 何でもそうですが、購入した製品がすぐ壊れてしまったら、「粗悪品を買ってしまった」、「買って損した」などと誰でも思うのではないでしょうか。ハンドメイド製品の場合は、作った製品を自分である程度の期間使用し、問題ないことを確認してから販売品を作るなど、制作者としてできることはした方が良いと思います。

 

 購入していただいたときにお礼の手紙を入れる方も多いと聞きました。これは良いこととは思いますが、クリエーターの責任として注意書きを入れることも大切ではないでしょうか。例えば、子供が誤飲してしまった場合に販売者や制作者が訴えられる可能性もあります。製品に注意書きが添えられ、「幼児の手の届かない所に置いてください」と記載があれば購入者の不注意と判断されると思います。

 

3.購入者の気持ちを考える。

 ハンドメイドを始めた頃は、作りたい物や好きな物を作る方が多いのではないでしょうか。自分の好きな物を万人が好きかと言ったらそうとは限らないと思います。色や形は人によって好みが違います。またその時の流行に左右されたり、地域よって好まれるものが異なったりします。

 作った製品を売ろうではなく、欲しいと思われるものを作ることができればより販売につながるのではないでしょうか。

 

 ではどうしたら良いのでしょうか。

 ネットで流行を調べることもできますが、意図的に流行させようとしているような情報もありますので見極めが必要と思います。私は以前、雑貨店でどんな形や色の製品が売れているか聞いたことがあります。聞くだけでは申し訳ないので安い製品を1点購入しましたが、いろいろな情報を集めることも大切と思います。これは真似をするということではなく、マーケティングと考えています。マーケティングはお客さんの気持ちをつかむためにプロとして大切なことではないでしょうか。

 

 

 ここからは余談になります。

 ゴルフってやったことはなくてもどんなスポーツかはほとんどの方がご存じと思います。週末の午後にはゴルフトーナメントがテレビ中継されていますが、プロゴルファーって何人くらいいるかご存知ですか?なんと5000人くらいだそうです。でも、トーナメントに出場できるプロはその2%くらいで、ほとんどのプロゴルファーは試合に出れないようです。では試合に出れないプロゴルファーは何をして収入を得ているのでしょうか。

 

 試合に出れないプロゴルファーは、アマチュアにレッスンするなどして収入を得ているそうです。試合に出れないといってもプロ試験に受かった高い技術を持っているわけですから、それを活かしていく道があるわけです。

 

 ハンドメイドも販売以外にレッスンの講師という道もありますし、在庫を増やさないようオーダーをメインにすることもできると思います。「ハンドメイド製品の販売」で紹介させていただいた「麻布Amy」さんでは、レッスンやオーダーの斡旋をしているようで、実際にレッスンも開催され、オーダーが増えたクリエーターもいるようです。