2台のバスは今宮城県にいます。4号線などの幹線道路は通行できてもがれきが周りにあります。その他の道は段差があったり、がれきがあったりでゆっくりしか進めないようです。避難所ではほぼ支援物資が届いているのでとりあえず生活自体は悪い状態ではないようです。肝心の犬たちですが、岩手も宮城もうろついているのを見かけないようで、どこか自宅や小さな避難所で生活しているのかなあという感じだそうです。

岩手を回ってきた原田さんのファニーボーイズ号は搭載してきたドッグフードはほとんど配り終えて、現在人間用の物資を避難所へ届けるべく移動中です。

宮家さんのカプリコーン号は宮城県内で情報を収集しながら支援を続けていてこのあと再び石巻へ入ります。


獣医師会や動物愛護団体が緊急災害動物対策本部を立ち上げて活動を始めたようですが、立ち上がりが遅く、大きな組織では細かいところまでまだ支援が届かないようで、個人や小さなNPO団体などがそれぞれ支援活動をしているようです。お互いに連絡を共有しながら動いているようです。表に現れないが困っている方達がいるはずです。


福島では自宅待機指示が出ている南相馬市では周りの地域からボランティアの方達が駆けつけて炊き出しなどをしているようですが、物資が届かずお米や水などが不足してるようです。ハンドラーの遠藤さんが活動しています。
福島の災害対策本部が動物のシェルターの設置に向けて動いていて、ケージなどを購入済みで、現在保護しているペットをシェルターが出来るまでの間の一時預かり先にペットたちを搬送する予定だそうです。自宅待機指示の出ている地域や原発からそれ以上離れている地域でも県外へ避難する方達が多く、ペットを連れて行けない場合にシェルターを利用できたり、避難先で犬を預かってもらえたりすると良いのですが。まだまだ動物は後回しの様子です。

支援を希望している方達の情報があれば出来る限りのことはしますのでコメント欄よりご連絡ください。
ファニーボーイズ号 原田
 カプリコーン号   宮家