Handler's Group G7
カプリコーン号は、白石市内へ入りましたが、当初600人近くい

た避難所の方々は2ヶ所にまとめられ、人数も4、50人に減り物
資も不自由なく流通しているとの事でした。実際、白石市内のペッ
トショップにはドッグフードやペットシーツがちゃんと並んでまし
た。支援物資を必要としない環境が一番良い事だと感じ胸を撫でお
ろしながら次へと向かいました。次の立ち寄り場所は、柴田郡のE
スプリンガーブリーダーandプロハンドラー遠藤さんのドッグカ
フェへ。遠藤さんは、原発20km圏内である南相馬市内へ物資を
運んだり、南相馬役場へドッグフードを届けてられます。南相馬市
内は自宅内待機のため人は歩いてないとの事、置き去りにされた犬
達が徘徊して野良犬化しているそうです。人が身勝手なのか、人が
生きていくた...
めの手段なのか…そこには選択出来ない道が続く気がしました。
日も暮れ、カプリコーン号は宿泊予約が取れた多賀城市内へ向かう
途中です。その道中に、なんだ?路上駐車だらけ。よく見ると全て
ガソリンスタンドへの列!まるでショー会場の開門待ちと同じに感
じました。無人車や、自転車で車の場所取りをしている人、車中泊
と様々なガソリン争奪戦です。