推理能力を持つ猫。再会した元恋人の失踪。(「・ω・)「にゃおー [??]

[マウス・ハウスの住人]
ジム・クィララン:新聞記者
ココ:クィラランの飼い猫
ヤムヤム:同
ジョイ・グレアム:陶芸家, クィラランの元恋人
ダン・グレアム:陶芸家, ジョイの夫
ラク:ジョイの飼い猫, 行方不明
ロバート・マウス:弁護士
マックス・ソレル:レストラン“金色のラムチョップ”のオーナー
ローズマリー・ホワイティング
ヒクシー・ライス
シャーロット・ループ
ウィリアム・ヴィテロ:ハウスボーイ
マロン夫人:家政婦

アーチ・ライカ:クィラランの上司
オッド・ブンスン:カメラマン
ジャック・スミス:美術批評家
インガ・ベリー:美術学校の教師
ゾウイ・ランブレス:画家
ヒュー・ペニマン:マウス・ハウスの元所有者, 故人
バージル・ペニマン:ヒューの息子
ベイリー・ペニマン:同
コップ夫人:クィラランの元の家の家主



ごく身近な者しか知らないが、飼い猫・ココには推理能力があり、いくつかの事件を解決に導いている。――少なくとも、その飼い主であるジム・クィラランはそう信じている。

さて、クィラランは偶然にもかつての恋人、ジョイと再会した。よりを戻そうというつもりではないが――彼女にはもう夫がいるのだ――、さっそく彼は彼女の住むマウス・ハウスへと引っ越した。それで彼女と昔のことなどを話していたのだが、どうやら彼女は夫と別れるつもりらしい。ある人にとっては大きな価値がある古い書類を見つけたので、それを使ってささやかな恐喝をするの――などと話す彼女をたしなめたりしてるうちに、クィラランは彼女に750ドルの小切手を渡してしまった。

そして彼女はいなくなった。

どうやらジョイからの絵葉書が彼女の夫には届いたらしい。彼女は今、シンシナティにおり、いずれフロリダ州マイアミへと行くつもりだという。だがクィラランは彼女の行方に疑惑を抱いていた。彼女は日光に弱いし、フロリダを嫌っていたはずだ――


※以下すべて反転表示。ネタバレ注意。



クィラランとその飼い猫・ココを主人公とするシリーズの第4作。米国版“三毛猫ホームズ”?w 猫のココは、いずれタイプライターまで使いこなすような勢いだ。そうなれば、猫だけで事件解決できるなw

読了して驚いた。

事件の真相が、そのまんまやんw


レストランへの嫌がらせの件や、昔の事件なども絡めて、犯人以外にも怪しげな振る舞いをさせたりしている。しかし結局最後までなんの捻りもなく、最初から最も怪しかった人物による、やっぱりかという方法での犯行が判明。なんなんだ、これはw

こんな犯人は、放っといてもすぐに捕まるだろ。「ねこかわいい」というだけの作品だなw



(1) クィララン、かつての恋人・ジョイと再会。彼女は、夫・ダンとの別れを望んでいること、素晴らしい釉薬を発明したこと、屋根裏部屋で発見した書類を用いてのささやかな脅迫を企んでいることなどを語る。クィララン、彼女に750ドルの小切手を渡す。
(2) クィララン、深夜に悲鳴のような音を聞く。ジョイ、失踪。
(3) 翌朝、グレアム夫妻の工房は施錠されていた。
(4) クィララン、ダンと会話。ダンによると、ジョイが作業中に髪を電動ろくろに巻き込んでしまい、悲鳴を上げたという。
(5) クィララン、川縁で「J・G」と刻まれた、陶製のスカラベを拾う。
(6) ジョイは電動ろくろを使わない主義。
(7) 誰かが“金色のラムチョップ”の悪い噂を流している。不審火もあった。
(8) ウィリアムがクィラランの留守中に彼の部屋に入っていた。
(9) ダンはクィラランがジョイに750ドルの小切手を渡したことを知っている。
(10) ウィリアムは探偵業に憧れている。彼は、ジョイがペニマン兄弟に書類を売りつけようとしていたことをクィラランに話す。
(11) ダン、クィラランにジョイから絵葉書が届いたと話す。彼女はマイアミに行くつもりだという。
(12) ジョイはフロリダを嫌っている上に、日光アレルギー傾向。
(13) ウィリアム、失踪。彼の車は家に戻っている。
(14) 何者かが深夜、川に大きな袋を捨てる。
(15) クィラランの自室に覗き穴。そこからグレアム夫妻の工房が見える。
(16) クィララン、策略を用いて工房に入る。床の落とし戸の中には泥漿タンクがあり、強烈な臭気を発している。ダン、自身が発明したという釉薬を披露する。炉内温度の急上昇は、焼いている作品の破損を招く。表紙に「釉薬」と記されたノートには、ジョイの筆跡。
(17) クィラランの振り出した750ドルの小切手が、1750ドルと偽造され使われる。ジョイの偽造署名が用いられた。
(18) 川から陶器の破片が見つかる。